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第12話 女神様はSランク、俺はEランク!?(3)
釣り好きの俺としては、正直、かなり心が躍った。
異世界の海には、どんな魚がいるのだろう。
どんなルアーが通用するのだろう。
魔獣を釣るというのは、いったいどんな感触なのだろう。
考えれば考えるほど、興味が湧いてきた。
死んだことへの怒りが消えたわけではない。
それでも、もう一度生きられるなら。
もう一度、海で竿を振れるなら。
俺は、この世界で生きていこうと思ったのだ。
……思ったのだが。
「新作! そろそろ町へ行こうではないか! わらわ、腹が減ったぞ!」
「さっき魚を食べただろ!」
「あれは朝食じゃ!」
「今も朝だよ!」
「では、第二の朝食じゃ!」
「そんな制度はない!」
この女神と一緒に旅をするのかと思うと、先行きが不安で仕方なかった。
◇◇◇




