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第108話 Eランク冒険者、まさかの昇格!?(4)
「はい!」
俺は、力強くうなずいた。
潜水艇が完成すれば、海底神殿へ行ける。
三つの海印を探し、深海の門へ至ることができるかもしれない。
そのためにも、今は準備を進める必要がある。
……それに!
海底には、まだ見たことのない魚がいるはずだ。
そう考えると、少しだけワクワクしてしまう。
「新作!」
キュモポレイアが、俺の袖を引いた。
「何?」
「潜水艇が完成したら、海底で魚を釣ろうではないか!」
「……お前、絶対それが目的だろ」
「当然じゃ!」
「少しは世界の危機も気にしてくれ!」
「世界の危機を救うためにも、腹ごしらえは必要じゃろう?」
「それは……まあ、そうだけど!」
俺たちは顔を見合わせ、笑った。
だが、その笑い声の向こうで、俺はふと考えていた。
【海底神殿の封印】
【三つの海印】
そして、【深海の門】……。
これから先、俺たちはもっと危険な場所へ進むことになる。
それでも、きっと大丈夫だ!
釣り竿一本から始まった俺の異世界冒険は、まだ始まったばかりなのだから。
◇◇◇




