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ドアを開けた先が明るい


マンションの廊下を照らすライトの光が水で反射してあたりはキラキラと白く眩しかった


一面浅いプールのように水が張られひんやりとさっぱりとした風が雨が降っていたことを教えてくれた



視線を変えると外は紺色の夜に包まれている


風が鳴り扉を打つ雨音と隙間風が生む悲鳴


レールから外れてしまった網戸は風向きが変わるたびにカンカンと窓を叩くので警鐘の如く時折好奇心と非日常の緊張感を作り出していた



二、三日前の暖かな日差しは遠い昔のことのように


灰色が続いていた


日が顔を出さない日中が続いたときには


時間の感覚が歪みぐるぐるぐるぐる長い灰色のテーブの上を歩いている


寝ても覚めても止まらないテープを今日も一定の速さで歩いていく




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