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デスペナは1時間のログイン制限、所持金半減です。
書き忘れすいません。質問等ある方は是非教えてください。
side:シュウ
いま、俺達の目の前には、一匹の異様なゴブリンがいる、理由は今から30分程遡る、俺達はクエストをこなしたり、町の人の話しに耳を傾けていると、近頃ゴブリンが多く集落が出来ているんじゃないか?という話しを耳にした。
ゴブリンは単体では弱いので集団で戦いをしかけて来る、1000体以上だと話しは別だが100体程度なら時間はかかるが連携を取りつつ着実に攻めれば勝てる。集落の規模も恐らく130体程、上位種が現れた傾向もないのであれば安全な経験値稼ぎにもなるので、出発した。
山に入ってから10分程すると、集落を発見し戦闘を開始した、ゴブリンの数は予想通り100体前後、仲間との連携でしっかり倒せてる。
「ギャ・・・・・ャ・・ギャ・・・!!」
そんなときだった、ゴブリンの声で何かが聞こえた気がした、何故気づけたのか、簡単だ他のゴブリンの声は恐怖が混じった声をしている俺が聞いた声は歓喜の笑い声だった気がする。
「シュウ!!、あんた何ボーッとしてるのよ!しっかり戦いなさい!」
「あ、あぁ、悪い!」
同じ前衛のセナの怒号で、さっきの声を気のせいだと思い込み、戦いに集中する。
聞こえる、確かに笑い声が聞こえる、次第に声は大きくなり、ゴブリン達は俺達を無視して後ろの方へ戻る。
「逃げたのかしら...」
「いや、それはないな、第一逃げ出したなら、まだあそこに、いる理由はないだろう。」
セナの呟きを魔法使いのジンが否定する、ジンが指した少し離れた場所にはまだゴブリン達が集まっている。
「シ、シュウさん、戦闘中にボーッとしたら危ないですよぉ」
「そう、いくらゴブリンでも油断は禁物」
「あ、そうよシュウ!あんた何でボーッとしてたのよ、何かあったの?」
少しオドオドした回復系魔法使いのスズは心配げな表情を浮かべ、弓士の少女ニアは無表情ながら心配してくれている、そこにセナが怪訝な表情で尋ねて来る。
「あぁ、実はボーッとしていた時に声が聞こえたんだ」
「声?」
「そうだ、ゴブリンの笑い声見たいな声が聞こえたんだ」
「まぁ、とりあえず近づいてみるわよ、どうせこのままだと離れていて殆ど声も聞こえないしね。」
近づいて行くと、俺がさっきまで聞こえていた笑い声が皆にも聞こえ始めていた。
「た、確かに笑い声ね....」
「な、なんか怖いですぅ」
「確かに不気味」
「ふむ....確かに笑い声だが何故笑い声が....」
三者三様な反応をしながら近づいて行くと10m程近づいても全く反応を示さない、ゴブリン達が見ている方向を見て俺は絶句した。
そこには、仲間であるはずのゴブリンを次々に笑いながら殺していく、ゴブリンがいたのだから。
ここで冒頭に戻る、そう、ここにいる血まみれのゴブリンは異様過ぎるのだ、仲間割れでも何故俺達が来ているときに、始めるのか、仮に仲間割れだとしても何故このゴブリンは笑っているのだろう、仲間割れなら怒りや憤怒の声を上げるはずだ、歓喜の笑い声を上げるとしても普通は仲間割れが成功してからだろう、なのにそのゴブリンは戦いながら笑い声を上げている、そして最後は、
「あの、ゴブリンの強さはなんだ?」
そう俺達がパーティで相手しなければ厳しいような数を一撃で倒し、なぎ払う、本来ここはまだ初心者の森で強い魔物は殆ど出ない、時々出る強い魔物もあそこまで強くはない、しかもその無双を繰り広げている魔物は最弱とも言われるゴブリン、いつの間にかその場には俺達と返り血で真っ赤になったゴブリンしかいなかった。
そのゴブリンは逃げて行った奴らには目もくれず追い掛けようとしない、濁った目と吊り上がった口角のままこちらへ視線を向けてきた。
「ヒッ」
という恐怖に染まった悲鳴が聞こえ、しりもちをつく音が聞こえるが気にならない、とうとう、俺は恐怖に耐え切れる事が出来ずにゴブリンへ襲い掛かった。
「うおおおおぉぉぉぉ!!!!」
仲間の制止の声も俺の耳には届かず次の瞬間には吹き飛ばされた感覚を最後に、俺の意識は暗転していた。
side:レン
大剣を持ったリーダーみたいな男が雄叫びを上げながら突っ込んできたが、蹴り一発で沈んでしまった、他の奴らも取り乱していたが自分達のリーダーが突っ込んでやられた事で少しは冷静になったみたいだ、まぁ俺がこんな状況に陥れば彼らと同じような反応しかできないだろう。
「っ!皆逃げて!」
「でもっ!」
「全員がデスペナ受けるよりは増しでしょ!皆にアイテムと所持金、全部渡しとくから死なないでよね!」
そんな事をいっているが俺は姿は魔物でも、中身は人間だ、わざわざ囮を狙う意味はない、が逃げて行く3人の速度なら無理もなく追うことができる、逃げて行く奴らを追いかけてこの囮を逃した方が俺には損だ、囮の女へ近づいて腕を掴む、そのまま振りかぶり投げる。
「キャアアアアァァァ!!」
「うわっ!」
「キャッ!」
そのまま、魔法使いの男と女の"2人"に当たり光の粒子にかわる、よし!.....ん?2人?あ、あの弓使いの女がいないすぐに走って気配察知を使うが、もう気配は無くなっていた、仕方ない今回は諦めるか、既にプレイヤーは4人も倒せている今から無駄に追いかける必要もない。
いやー、途中から熱が入ってついつい夢中になってしまった、俺って以外と戦闘狂?今まで誰かと喧嘩や殴り合いなんかしたことなかったから、始めてしったよ、ともかくステータスだ
名前:レン
年齢:16
性別:男
種族:ゴブリンLV32
職業:なし
体力:320/320
魔力:315/315
物攻:36
物防:0
俊敏:35
魔攻:0
魔防:0
器用:0
ステータスポイント:42
いつもなら、物攻、俊敏、に全振りだが、【調薬】には器用が必要な事を思い出したので1ポイントだけ、器用に振り、後はいつも通りっと。
名前:レン
年齢:16
性別:男
種族:ゴブリンLV32
職業:なし
体力:320/320
魔力:315/315
物攻:56
物防:0
俊敏:56
魔攻:0
魔防:0
器用:1
さっきの戦いで思ったがやっぱり敵スローの殲滅戦程楽しい戦いはないと思う、次はスキルを確認、素手で倒しまくったので【体術】は期待できるな。
【体術】LV12
【気配察知】LV2
【隠密】LV3
【投擲】LV2
【調薬】LV1
【見切り】LV3 new!
【体術】は11LVも上がり、【見切り】という新スキルも入手出来ている、途中から敵の攻撃を避ける事ができるようになったのは【見切り】のおかげだったのか、だが今は感謝している暇はない辺りはもう夕暮れで道具調達は今日までに終わらせておきたい、【隠密】も使わず全力で走ったが運よく魔物にも出会わずゴブリンの集落へ行ったときの半分程の時間で川へ帰ってくる事ができた、血が付いた身体をさっと洗い、臭いをとる、血の臭いが取れたことで鼻が麻痺していた事がわかりよくこんな臭いで魔物が現れなかったなと思う。.....実際は早すぎて見えてなかっただけだか。
さて、だいぶ暗くなったところで今日一番の目的である、【調薬】のための道具を調理するため川を辿り歩いて行く【隠密】を使いながら30分程歩くと小さな村が見えてくる、此処は初日の探索で見つけた場所である、何故この場所に来たかと言うと【調薬】に使うための道具を見かけたからだ【隠密】を使い策を飛び越え、早速村に入る、電気などの便利な物もないため真っ暗だが、魔物の身体のおかげで夜目が効くため、迷わず進む、目的の家へ入り、すり鉢、すり棒、鍋ガラス瓶1つを盗み、アイテムボックスへ入れる、これがあればプレイヤー万引きし放題とも思ったが俺はプレイヤーではなく魔物だった事を思い出し気にしないことにする、まだ5つも替えがあるようだし大丈夫だろう、とか無責任な事を考えながら歩き出す。
あ、そういえば火種がなかったんだよな、夜は以外と冷えるし料理や【調薬】にも使えるので村にある松明を2つだけ貰い、また川を辿り戻る、そのまま、歩き続けると最初の場所ではなく洞窟がある場所まで来ていた、ちょうど良いのでこのまま此処を拠点にしよう。
満腹丸は後7個、これは非常様にして今日からはリーフウルフの肉を生で食べる、ゴブリンだし大丈夫だろう。
ふぅ..腹は満たされたが味が殆どしなかった、こりゃ調味料でも奪った方がよかったか?いや、こんな犯罪者みたいな考えかたをしても意味がない、とりあえず、まず回復薬を作ってみよう、自然とどんな作り方かがわかる、まず薬草をすり鉢に入れ細かく潰していく、次に集めた小枝に松明で火をつけ、鍋に入れた水が沸騰するまでまつ。待っている間、肉は焼けばよかったなとか思いながら、薬草さらに細かく潰す、沸騰した鍋を火の上から退け、熱めのお風呂くらいになるまで冷ます、冷めたら、すり潰した薬草を鍋に入れ今日はもう寝る。
翌日完全に冷め、回復薬の入った鍋の中から使用済みの薬草を取りだし、そのまま地面へ埋める、これで回復薬は完成、最後に回復薬をガラス瓶に入れ替え、アイテムボックスへ入れる、ガラス瓶が足りない問題は近々どうにかしないといけないな。
さて、今日はプレイヤーへ初心者狩りをしようと思う、前回のプレイヤーとの戦いでわかったが、恐らく俺が走っているときはまだ初心者のプレイヤーじゃ目視することすら不可能だろう、前回あった奴らは恐らく結構強い部類に入ると思う、何せこの深い森で始めてあったプレイヤーだで連携も見事だったしゴブリンでも5~6人で100体程は狩れるような奴らが普通のプレイヤーだとは思いたくないからだ、初心者のプレイヤーがいそうな場所にだいたいの心当たりはある。
場所は変わって現在は始めてプレイヤーと遭遇した元ゴブリンの集落に来ている、家はそのままだし誰か住み着いていると思ったが、結局誰一人としていなかった、本題入るが初心者がいそうな場所はプレイヤーが逃げようとしていた方向だ、途中でプレイヤーに見つからないよう【隠密】を使いながら進んで行く、20分程したところで見つけた3人とも女のパーティだ剣士、魔法使い、盗賊と言う如何にもなパーティだった、まず自分がいる場所と真逆の場所に【投擲】を使い、石をなげる、3人の意識がそちらへ向いたのを見計らい、一気に駆け抜けまずは盗賊の頭へ蹴りを一発、盗賊の頭が消し飛び反動でそのまま魔法使いの首へ蹴りを入れ折る、着地し剣士の女には見えない速度で懐へ入り勢いを利用して心臓へ正拳突きを入れ胴体に穴を空ける。
おぉ、今の30秒だけでレベル30越えの俺が2LVもアップした、さすが取得経験値アップとPK経験値二倍の力、この調子でどんどん初心者狩りをしていこう。




