8話 活性火山
なんだこの島は、至る所に火山がありやがる。
しかも全て活火山のごとく噴火している。
「いや〜やっぱりここティブル島は怖いね、いつ噴火物が頭上に落ちてきても不思議じゃない。まっ落ちてきても大丈夫だけどね」
「なに呑気なこと言っているんですか。早く基地に行きましょうよ。ね!タトロン隊長?」
やはり火山は苦手だ。いつ死んでもおかしくないのは他の島と一緒だが、一番死亡率が高いのはティブル島なんだとか。
やっと基地に着いた。
「おーい、いるか?アイム隊長?」
タトロン隊長が言った。
「ああ、いるよ、そっちが、新しい副隊長か、根気がありそうじゃないか。よろしくな」
「痛っ、急に背中を叩かないでくださいよ」
「すまん、だが、今俺が敵だったらお前死んでたぞ。脅かすつもりはないが、用心はしとけよ」
「はい、分かりました」
この人は心の奥からマグマのような熱い気持ちが見える。
「ちょっと置いてかないでくれ、これだから熱血系は」
タトロン隊長が追いついてくる
「そういえば、あの暗殺部隊がまた裏で動き始めている。らしい」
「あの暗殺部隊がか。次は誰を狙っているのだろうか。できれば、こちらの誰かじゃないといいが」
「待ってください。暗殺部隊ってなんの話ですか?」
「そう言えば、お前には話してなかったな、暗殺部隊は無能力者の集まり、この世界では無能力者は能力が使えない代わりに身体能力が高いのは知っているな、暗殺部隊はその無能力者を集めて列国に敵対する者を消す仕事をしているのだ。実際外神のNo.6と5は始末されている」
本当か?でも、タトロン隊長が言っているし、実在はしているのだろう。僕はあのダゴンにも、苦戦したのに、その暗殺部隊とやらは、もうNo.5とNo.6を始末している。どんな連中なんだ。
「そんな組織があったんですね」
「まっその組織が動き出しただけだ、じゃあそろそろ帰ると....」
タトロン隊長が言いかけた時にアイム隊長が呼び止めた。
「ちょっと待ってくれ、俺の副隊長も紹介させてくれ、トルスだ」
「トルスです。よろしくお願いします」
見た感じ細身の女性って感じだ。
「女性を副隊長にするとか趣味か?」
「そんなわけないだろ。試験に受かったんだから実力は確かだぞ、まあそれだけだ。これからもよろしく頼むよ」
「ああじゃあな」
こうして、僕達の挨拶周りは終わった。
「後1週間後に諸島1の実力者を決める戦いウル諸島バトルカップ、略してUBKが始まるから鍛錬しといたほうが良いぞ」
「そんな急に言われても」
これから先も休みはなさそうだ。
◆マンションの家の一室
「ほう、あのアメリカ様直々の依頼か。久しぶりに腕がなるな、内容はっと、ウル諸島のタトロン隊長の殺害?...そう来たか」
思ってみなかった内容に驚いているように見える。
「まあ、依頼は依頼だから受けないとな、銃の手入れとかもしないと、この暗殺部隊隊長の名にかけてね」
武器の手入れを始めた。
◆中央の大きな城の会議部屋で、
「あーあ、クトゥグアさんとか、シュブニグラスさんも負けちゃいましたやん」
陽気な雰囲気な男がテーブル越しに言う。
「まあそこまでにしとけ、このままだと喧嘩になってしまう」
余裕の表情をどことなく漂わせる男が仲裁した
「分かりましたよ。あなたが言うなら、ニャルラトホテプさん」
「静粛に」
テーブルの中央の人物が言った瞬間全員が喋るのをやめる。
「これから始まるUBKの観客席に観戦してもらう、その人選はNo.1とNo.8だ」
ざわざわしている。その組み合わせに驚いているようだ。
「なぜ、僕はNo.1さんと一緒なんですか?」
「君はまだ入って、まも無いからね、他の人の戦いを見ていると良いよ」
No.1はニヤニヤしながら言う。
「さらなる、混沌に落としてやる」
◆ウィッシュ島の基地
「大丈夫か?鍛錬を怠ってないか?」
「はい、大丈夫ですよ」
「はは、なら良い、じゃあ行くかUBKへ」
今回のUBKで全ての組織が交差する




