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ウル諸島防衛録  作者: KAITO
第一章 ウル諸島防衛録
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22/23

22話 戦神 刀の神

僕たちは、九死に一生を得た後に、自分の島に帰ってきた。その時にある悲報を聞かされた。サルン隊長の死体がフリージ島に帰ってきたと言うことと、タトロン隊長が消息不明になったと言うことだ。


「嘘...だろ、あのタトロンが万が一にも、殺されたり、消えたりするわけないだろ」


あのスラトさんも、怒っている。


「消えたと思われるところには、ワープホールらしき物があったらしいですよ」


「なら、そこに行こう。今から」


「やめてください!何も分からずに行くのは、愚者のすることです」


僕は歯を食いしばり、スラトさんを必死に制止した。


「........分かったよ。お前がそこまで言うならな、あいつにも、お前に世話を頼まれているからな」


「俺は、昔お前みたいに、タトロンと一緒にここで、防衛軍として務めていた。だが、無能力な、俺は限界があった。差別され、軽蔑され、タトロンはそんな中でも、こんな俺を差別せずに接していた」


「きゅ、急にどうしたんです?」


「そんなある時、俺のところにアメリカ、いや、国際連合がスカウトに来た。俺は嫌だったが、世界を平和にできるならと着いていった。こんな結末になるなら.....」


「なぜ今そんなことを?」


「......気にするな。多少は楽になった」


「とりあえず、サルン隊長の葬式に行きましょう」


「ああ、そうだな」


葬式が終わって、重苦しい空気が漂いながら、自分の島に帰ってきた。


「あの、葬式のサルン隊長の別れの言葉を言ったのは誰なんですか?」


「あれはー、多分サルンの副隊長だな」


「サルン隊長に副隊長がいたのですか」


「普通は全員いるだろ」


突如、空気が張りつき、圧倒的圧が出現する。


「.........誰か来ます!」


見た目は和風の服を着た女性、だが、サルン隊長もような、殺気もダダ漏れだ。


「あいつは...」


「こんにちは、タトロンの副隊長、そして、裏切りの元隊長」


「なぜ、お前は、俺がここにいるとわ分かった?」


「あら、元隊長と言うのに、暗殺部隊の情報網がどれだけか、忘れてしまったのですか?」


「フヌシ、副隊長だったお前が誰に言ってるか分かってるか?」


スラトさんが圧を重くする。


「はい、分かってますよ。元隊長」


「ならいい、......死ね」


スラトさんがアスファルトを踏み抜き、加速する。


「物騒ですね、か弱い女の子にする攻撃じゃないですね」


「誰がか弱い女の子だよ。その刀がか弱いのか?残念ながら、今の俺は不機嫌でね、手加減はできないぞ。だが、お前の得意分野で戦おう」


「あなたが、私の刀勝負をするとは、昔だと思いもしなかったですね。いいでしょう、刀の勝負と行きましょう」


2人は目にも止まらぬ速さで、刀で斬り合っている。雷の能力で身体能力を上げていなければ、肉眼で捉え切れない。


「お前は刀勝負であれば、この俺に勝てると思っているのだろうが、残念ながら、刀しか使えないお前と違って、俺は全て使えるからな」


スラトさんがフヌシの刀を上に打ち上げた


「その太刀筋は、分かりやすいと、いつも言っていただろう」


「くっ」


「チェックメイトと言ったとことか。じゃあ死ね」


「待ってください!」


僕が割って入る。


「なんだと、フルアス」


「この人もちゃんと話し合えば、分かり合えると思うのです」


スラトさんは少し考えて言った。


「....わかった」


「あなたは、裏切り者を殺せと命令されたと思うのですけど、それよりも、国を滅ぼそうとしている、組織があるので、一旦手を組みませんか?」


フヌシには、暗殺部隊として、その話に興味が強くなった。口が考えるより、早く自然に開いた


「それは本当か?」


「はい、本当です。違ったり、嫌になったら、スラトさんを殺していいですよ」


「おい!」


私は国家専門暗殺部隊の現隊長、国家に害するものを殺す。フルアスが言っている組織が、実際に国家に害を及ぼすとしたら...私はスラト達と組んだ方がいい、勝手な判断を許してください。


「ならいい、分かった。私はフヌシ、今後ともよろしくね」


「おい、フルアス、あとでお前は修行な」


「はい!」


これは長くなりそうだ。

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