16話 雷神
北のチーム
「あのー、少し話をしませんか?」
「なぜだ」
「ちょっと、仲良くなりたいので」
「.......敵襲だ」
「正面にいますね。...2人だと、行けるのでしょうか」
「行ける。行けないじゃ無い、行くんだよ」
「分かりましたよ」
交戦が始まる。相手は、この前の、クトゥルフと、ハスターらしい、僕は外神の下の位だといえど、勝てるのだろうか。
「おかしい」
「何がです?」
「こいつら、ここまで強いはずがない。ほぼ、ニャルラトホテプと同じぐらい強いぞ」
嘘だ。しかし、確かに、動きとか力とかが、タトロン隊長の少し下くらいある。何か、他の人がいるか。
僕は少し違和感に気づく、あそこなぜ影ができている。見てくるか。
「スラトさん、なぜか、不自然に影があるところがあるので、見てきます」
「行かせるかよ」
クトゥルフが、道を阻む。
「クソ!どけ!」
「どくかよ」
激しい斬り合いになるが、攻撃しているのは、クフゥルフだけだ。ハスターはなぜ攻撃に参加しない?スラトさんを警戒しているのか?なんにしろ今はチャンスだ。
「パァン!」
ハスターが銃弾を避ける。チャンスだ!ハスターを殺す!
「ハスター、危ない!」
クフゥルフが叫ぶがもう遅い、やれる!殺せる!今だ
「.....え?がは、ハスターの腕が竜巻のようになった?腕を風で回転させて、伸ばしたのか!だったら、ここまで腕をん伸ばせる」
スラトさんが追いつく。
「おい!フルアス!お前は何の為に防衛軍に入った?親か?行く場所がないから?それとも自分で?」
「自分の意思で入りましたよ。副隊長試験も自分の意思で行きましたよ」
「死んでもいいのか?」
「はい。この島の為なら、この命など、放り捨てましょう」
スラトさんが一瞬何か考えた顔をして言った。
「........お前は先に行ってろ」
「スラトさん!」
「こいつら2人は俺が、足止めするから、早く行け」
「分かりました」
そこに着くと、何かガリガリの男がいる。
こいつが、あいつらを強化していたのか。
「クソ、俺に気づいたか。なら、お前は消えるしかないな。お前達の情報は分かっているのだよ!」
そうすると、男は人に形を止めて、人の胴体に、蜘蛛の体がくっついたような体になった。
「こんなのありかよ」
前足は、鋭くなっているから、当たらないようにしないと、さて、どうする、溜めて頭に当てようとしても、相手の手数が多いから、だいぶ不利だ。
「化け物に手間取るとはな、さっきの奴らより、手数が多い分、少し強いんじゃあないか?さて、どうしようか」
いや、自分を雷にして後ろをとればいい。
だが、出来るか?そんなの、だけど、やるしかない。俺は精神を集中させた。まさに
雷の速さで、後ろをとった。
「なに!」
「これで終わりだー!」
僕は、あの男の胴体を切り、絶命させた。
「スラトさんは大丈夫かな」
僕はあそこへ戻った。
「スラトさん!」
「死んでると思ったか。このスラトが、さあ、後は弱くなった。こいつらだけだ」
「.....逃げる」
「クソ、あいつら逃げやがった」
「だけど、僕の実力は認めたんじゃないですか?」
「確かに、副隊長1人で、外神を殺す。そして、クトゥルフ達を強化していた。やつを見つけ出す観察眼....確かにすごいな」
「そうでしょう」
「.....認めてやる。そして、お前の鍛錬もつきあってやるよ」
「....!ありがとうございます」
「とりあえず、外神本部を破壊するぞ」
「分かりました!」




