15話 死の神
東のチーム
「サルンさん、暇じゃないですか?ただ歩いているだけじゃ」
「ああ、そうかもな」
「じゃあ、しりとりでもしましょうよ。僕はしりとりのし、から」
「しりとりのり、はまだ分かるが、しりとりのしはないだろしは」
「サルンさんもだいぶ丸くなりましたよね、同じ隊長として、嬉しいです」
「そうか?....敵襲だ」
「今こちらも捉えました」
「あいつらは、....私は、クトゥグアを狙うお前は、シュブニグラスをやれ」
「言われなくても」
私は氷の槍を出して連射する。だが、それは、奴に到達する前に、溶けた。
「常時本気モードと言うわけか」
「サルン、お前にリベンジを果たす」
「出来るものならやってみれば、クトゥグア」
このまま、乱闘に持ち込んだ。しかし、私の本気に怖気ずかなくなったと言うわけは、向こうもだいぶ鍛錬してきてるみたいだね。なら、一度離れて飛び道具で戦う。
「俺にビビってんのか?氷の女王さんよ!」
「そんなわけない、考えあってこそだからね」
だけど、だいぶ面倒だな、あれを出すか。
「な..んだそれは、人骨を纏っている。鎌じゃねえか。そんなものどこから出した?」
「ふふ、これは、私が死神と契約した時に貰った死神の鎌だよ。まあ、1分につき1年寿命が縮むけどね。この鎌の能力は...」
クトゥグアに、黄泉の冷気のように冷たい冷気が襲う。幻覚のようだが、クトゥグアが恐怖に駆られているのは事実であろう。
「そんなもの、あったら逃げ....え、切られ、え?足が動かせない」
「ちゃんと、人の話聞いてから、逃げればよかったのに、この鎌の能力は切った相手の部位を魂が抜けたように機能停止する」
「くそ、そんなのチートじゃねえか」
「そう、チートだから、代償があるんだよ、1分に1年と言うね。もう殺すね」
私はクトゥグアの胸を切った。
「くそ、息ができねえ、あっちは大丈夫か?.....!、」
クトゥグアの炎で防がれていた霧が晴れる。
「あっちは木の根?ぽいやつで、死んでんな。クソクソクソ、まだ、生きていたかっ....た.....」
「結局、こいつ相手に1分かかっちゃった。まあいいわ、行きましょ。アルス」
「はあ、分かったよ」
「サルンさんは神の存在を信じますか?」
「ええ、信じるわ、絶対に」




