10話 本物の強者
「始まったな、今回のUBKでも屈指の注目戦だ」
「そうですね、ナイルさん」
「さあ、ここからはあまり喋らないで相手の能力と戦い方を見よう」
「フルアス、君の強さでは、俺が瞬殺しちゃうだろうから、2分間は俺は君の攻撃を回避するだけで、攻撃はしないだけど、2分を過ぎたら攻撃する、そして、君は一度だけ攻撃を当てれたら勝利それでいい?」
「ちょっとタトロン隊長、僕のこと舐めてます?まあお言葉に甘えさせてもらいますよ」
「じゃあそろそろ始めるか、観客席の人も飽きちゃうしね」
「はい、了解しました」
「速攻で倒す」
高速で接近し刃を振るったが、そこには隊長はいなかった。
「こっちだよ」
後ろだと、隊長の能力は瞬間移動なのか、
いや、別の何かが絶対にある。とりあえず僕は刃を振い続けながら、考察した。
そしたら、能力ではないが、隊長の癖を発見した。それは攻撃すると必ず後ろに回ると言うこと、僕が副隊長だから、わかりやすくしているかもしれないけど、もうすぐで、2分経つから、次で決める。
「そこだーーー!」
「そこじゃ当たらない」
バカな、今度は横?何か規則性はないのか?やばい、もう少しで2分だ。まずい、もう、あれをやるしかない。だが、それをしたら、片腕が動かなくなるかもしれないが、やるしかない!
「これで決めるー!」
「もう、無駄なの.....!斬られている。腕を..」
「どうですか?僕の一撃は?」
僕は片腕を下げて言った。
「なるほど、関節を無視して、雷速で、動いたのか。確かにそれなら、俺は能力を発動する前に攻撃できる。だが、片腕が使い物にならなくなるのに、できたのは、お前の覚悟だ」
「流石隊長、種明かしをするまでもなく、種がわかりましたね。この腕はどうしたらいいですかね?」
「医療班に治してもらえ、多分、次の試合までには治る。なんか、医療班はすごいからな、じゃあ約束どうり俺は、降参する。この後も頑張れよ」
「はい!」
この戦いの結末は、島全体にすぐ広がった。
当然だ。副隊長が隊長に一太刀すら普通は入れられないのだから。
「ほう、フルアスの能力は電気で、タトロンの能力は・・・・か」
「そんなことありなんですか?ナイルさん」
「普通はできないさ、だからこそ、彼が能力最強たる所以なのだろう」




