「明日」
こんにちは!是非読んでください。
『ん…?ユナ?ユナ?』
スノが私を呼びますが、私の足は止まりません。
しかも、なんか少し懐かしいような…?
そのまま、私はどんどん進みます。
人が住んでいたような、ボロボロの家がたくさんあります。
『ユナ!?』
スノがびっくりしてついてきます。
それにつられ、荷物を整理していたみんなも来ます。
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ーーーー
しばらく歩いて、ようやく私の足が止まりました。
「ここは…?」
そこは、すごく大きいお屋敷で、屋根が少し崩壊していました。
『何ここ…』
『『でっかーい』』
『ユナ、いきなりどうしたみゃ?』
『……なにこれ…』
「いや…なんか…」
何だろ、このなんか、懐かしいような…
その直後、私は引き寄せられるように扉に向かい、ドアノブを握りました。
「……え?」
『……結奈…』
ラーも、何かを感じたようです。
「……私、帰ってきたんだ」
『『『『え?』』』』
ーーーーー
私は、ユイナ・ルア。
でも、結奈でもある。
「…おとうさん!おかあさん!」
ーー9年前。
私はまだ、4歳だった。
「ねぇみて!」
「どうした?ユイナ」
お父さんが私に目線を合わせる。
そして…
「どろだんご!」
「お!上手だn…」
私はお父さんの顔面にどろだんごを投げた。
「えへへ、すごいでしょ!」
「…ははは、そうだな!」
お父さんはどろだらけの顔で笑っている。
ーー
その日の夜、私は夜中にトイレで起きました。
「…おかあさん…?おとうさん…?」
隣を見ると、隣で寝ていたはずのお父さんとお母さんがいませんでした。
でも、当時の私はそんな気にせず、トイレに向かいます。
「おとうさん、おかあさんもトイレかな?」
そして、頑張って扉を開けようとしますが、ドアノブに手が届きません。
「んーっ」
頑張って背伸びをしますが、どうしても届きません。
「…もー!」
私はやけくそになり、扉に突進しました。
そうしたらなんと、開きました。
その時、気づきました。
少しだけ、扉が開いていたんです。
「…なーんだ!!」
そして、トイレに向かいます。
トテトテトテッ
その時、リビングから声がしました。
「…ユイナを!?」
その声は、お父さんの声でした。
驚いて、焦ったような。でも、小さい声で。
「レイン、あなたの言い分も分かるわ。でも、あんな小さい子に重大な責任を負わすなんて、到底出来ないわ。」
私は、こっそり聞きます。
「…はぁ」
お父さんがため息をつきました。
悲しいような、焦ったような、ため息でした。
そして、次にお父さんが放った言葉。
「…わかった。ユイナを地球に送る。」
「地球?」
私は幼いながらも、それは悲しいことだとわかりました。それと同時に、地球がなんなのか不思議な感情も残りました。
「…ただし。お前はここに残れ。じゃないと世界が滅びる。俺は、ユイナについていく。いいな。」
お父さんはお母さんに言いました。
その言葉には、私の知らない″何か″に対して怒っているような感情がこもっていました。
私は、ゆっくりその場所から離れました。
そして、トイレに向かいました。
トテトテトテッ
ーー
「おはよう、ユイナ。」
次の日の朝、目が覚めるとお父さんがいました。
その時のお父さんの声は、昨日みたいな少し悲しいような怖いような声では無く、優しい声でした。
でもどこか、悲しいような感じもしました。
「おとうさん、今日は家で遊ぼう!でも、明日は外で遊ぼ!公園行こうね!」
「…そうだな。」
ーー
読んでくださりありがとうございます!
ちなみに私は「お!上手だn…」が好きです。
次回もお楽しみに!




