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ミルヴァシアの森へ

こんにちは!

楽しんでくださいね!

「…分かりました、気をつけて。」

私はお姉さんと冒険者ギルドにいた人達に見送られて、ミルヴァシアの森というところに行きます。


「それにしても、10mの魔獣か…」

『僕も、気になってたにゃ。』

「…分かりました、気をつけて。」


『なーんか聞いたことあるようみゃ…』

『うちらを追いかけてたやつ?』

後ろにいたルーがいつの間にか横に来て言いました。


「確かにねぇ…」


そして私たちは馬車に乗り込みました。


ーーーーーーーーーーーーーー

「嫌!!誰か、誰か助け…」

「なあ、これが見えないのか?」


男は光る物をチラつかせる。

大人しくなったエルフを担ぐ。


そして慣れたように、たくさんの牢屋がある場所へ行く。

そこには他のエルフ達が。

中には怪我をさせられている子も。

「…!!」


「お前は、貴族らしいからな。厳重な牢に入れておく。感謝するんだな」


男はエルフの口にガムテープを貼り、牢に放り込む。そして、鍵をかける。

ーーーーーーーーーーーーーーー


「はあ、着いたぁ。」

私たちは今、ミルヴァシアの森の入口にいる。

ルーとリーは安全のため、ルシアさんを呼んで馬車の中でお留守番。


そこには若いお姉さんがいた。


「こんにちは、クエストを受けた者です。」

『『よろしくお願いします!』』


「お願いします。私はこのエルフの街の女王です。どうか、エルフ達を助けてください。」


『分かったにゃ。でも、どこに行けばいいにゃ?』


「この道を真っ直ぐ行ったところに街があります。多分、その街の地下にエルフが誘拐されています。」


『『誘拐!?』』

「…誘拐!?」


「はい、私はたまたま外出中だったから誘拐されませんでしたが、帰ったら誰も居なくて。あと、この地下の鍵をお渡しします。途中まで私が案内しますので、ついてきてください。」



そして女王様が歩き始めたので、ついて行きます。


女王様はよく見ると、泣きそうな顔をしています。

…確かに、自分だけ助かって、何とも無いことないよね。


途中で、騎士さんとか、他の冒険者の腕輪をつけている人とかもいます。


みんな、エルフを助けに来たのかな。


「…こちらが、地下への道です。隣に私のお城があります。必要な物がありましたらお使い頂いても構いません。」


そう言って女王様はお城に入って行きました。

「…すごく不気味な場所だね。」

『『え?』』

私がそう言うと、スノとリノが驚きます。

なんで?だってすごく暗いし、蜘蛛もいる。


そう思っていると、スノが言います。


『僕は、すごく綺麗に整備されているように見えるんだけどにゃ』


『うん、私も明るくてピカピカに磨かれてるように見える。』


「え?私はすごく暗くて蜘蛛もいるんだけど…」


『『…』』

「…?」

しばらくリノとスノは考えごとをした後、私に言いました。


『それ、瘴気かもにゃ』

「瘴気?」


スノが言うには、10000人に1人ぐらいにしか見えない悪い空気の事らしい。

瘴気はたまに気味の悪い物も見せて来ることがあるんだって。


『じゃあここは、悪い所…ってことみゃんだよね』

「ここに魔獣がいるのかな?」

『でも10mも入るかにゃ?』

「うーん…」


ガサガサ。

そう話していると森の方から音がしました。

振り返ると、そこには10m程の赤と白の魔獣が。


「…噂をしたら来ると…」

私たちは杖を構えました。

読んでくださってありがとうございます!

次回もお楽しみに!

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