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結奈の才能

こんにちは!

楽しんでくださいね!

「あのぉ…」

私たちが硬直していると、受付のお姉さんが紙と羽ペンを持って言って来た。

「あ、すみません。」

そういって出された紙を見る。


名前や出身地の記入欄がある。

…名前はともかく、出身地、どうしよう。

そう思っていると、スノが紙をチラッと見て小声で言った。


『フェーリアでいいんじゃにゃい?』

…確かに、出身じゃないけど私がこの世界に来た時はフェーリアにいたな。


でも私はあることを思い出した。

フェーリアは猫しかいない街なのに、人間が出身地フェーリアって書いて良いのか?


そう思ってスノに小声で尋ねた。

『確かに。どうしようにゃ。』


そうやって悩んでいると、お姉さんが言った。

「あの、出身地…書かなくても大丈夫ですよ」

そしてお姉さんが記入欄の下の方を指さす。


そこには、

″ご記入頂かなくても構いません。″

という文字が。


「あ…分かりました、すみません。」

そういったらお姉さんは苦笑する。

…恥ずかしい。


そんなこんなで書き終わってお姉さんに渡す。

そうしたら交代に金色の腕輪をくれた。


「これは仮の腕輪です。特注で腕輪を頼みましたので、また3日後に取りに来てください。あ、費用は無料です!いつか必ず世界を救う方ですからね!」


そして私たちは色んな人に見られながらスノと話す。

「…早速クエストしよう!」

『いや、その前に武器を揃えみゃいと。』

隣にいるリノが言う。


「いや、このままでも魔法使えるよ?」

そう言うとリノが言います。

『武器…ユナの場合は杖を使うと威力が上がるんだみゃ。剣は、魔法騎士とか剣が得意な人だけ使うみゃ。』


「剣ねぇ……」

そう言って私は試用OKと書かれた剣の所に行く。

『ユナ、まさか剣を使ってみたいにゃ?』

「うん!」

『いや、やめといた方が…』


そうリノが言うけど店員さんに剣を持っていき、

これ使ってみたいですと言う。

そしたら店員さんは練習場の方に案内する。


そして店員さんが置いてくれた竹のような棒に向かって一振りする。


そしたら棒は綺麗に真っ二つに。

『『すご…』』

そうリノとスノが言う。

ルーとリーも驚いた顔をしている。


そして私はリノ、スノに言う。

「剣も買っていい?」


『『あ、うん』』



ということでさっき試した剣と猫の顔の形が付いている杖を買った。

2つで500Gーー日本では5万ぐらい?ーーだった。


でも王子なだけあり、このくらい余裕らしい。


そしてクエスト一覧の所へ行った。


そして私が最初に目についたクエストが、

対応ランク:Sの報酬3000Gーー日本で300万ーーだった。


そのクエストが真ん中にあるからか、スノも気づいたようだった。


『このクエスト、ユナは出来る』


スノにそう言われた。

依頼内容を見るとエルフの救助支援とかあるし、緊急だし、まあ、人助け出来るなら……と思い、私たちは受付のお姉さんにその紙を渡した。


「これ、引き受けます。」

読んでくださってありがとうございます!

次回もお楽しみに!

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