猫の街の危機2
こんにちは!
楽しんでくださいね!
「…じゃあ、行ってきます!!」
『『『え!?1人で!?』』』
なんかみんなびっくりしてるけどとりあえず助けないと!
でも、どうやって…
…あ!前、雷、風、炎属性の魔法覚えたんだ!
その中で守りながら戦える、広範囲の技は…
「えい!」
その時、魔獣の上に雷が落ちてきた。
そこを狙って…
「いけ!」
そう言った瞬間、私の前から竜巻が。
その間に私は子猫を抱きかかえ、急いでヒールをしてスノの所に子猫を渡した。
そのまま走って戻り、また魔法を使った。
「いっけぇ!!」
その時、炎が魔獣の方に移動して、魔獣を焼き尽くした。
僕ーースノはユナの戦いを見ていた。
無詠唱で威力の高い魔法。
わずか10秒ほどで僕に治療済みの子猫を渡し、そのまま戻って行った。
相手側が攻撃を仕掛ける隙がない、また僕たちも手助けする暇がないほどユナは素早かった。
その後、一般人では出せない青い炎を軽々と出し、ポイズン・フォックスを焼き尽くした。
しかも命中率は見たところ100%。
…本当にユナは規格外だ。
強いとは知っていたが、まさかここまでとは。
私ーーユナは今ここにいる魔獣のほとんどを焼き尽くした。そしてスノのところに戻って行ったが、
ずっと唖然としている。
「あのー?」
『にゃぁ、ごめんユナさん。やっぱりユナさん、すごいにゃ。まだここまでで30秒もかかってないにゃ。』
「え、そんな速かったですかね?」
『何言ってるんですか、ユナさんは速いですにゃ。』
そう言いながらスノは、スヤスヤと眠っているさっきの子猫を見せる。
『ほら、子猫だって怪我ひとつにゃい。』
「…確かに、綺麗ですね。」
そう言って私は後ろを振り返る。
「まだ残りがいます。戦って来…」
『…どうしたのにゃ?まさかもふりたいなんて思ってにゃいですよね?』
「…うっ」
『さすがに僕らの天敵をテイムしませんよね?』
「…だって、可愛いし…」
『…にゃぁ、分かりましたよ。小さい子ならいいですにゃ。』
「……!!!」
『えちょ、お姉ちゃん!?あんなのテイムしたらひとたまりも……』
『そうですよ、スノ様。いくら何でも猫の天敵を…』
みんなは反対みたいだけど私は許可貰ったからいいよね。よし、テイムするぞ!!
『こういう時のユナさんは止められないのにゃ。』
何かスノがボソッと言ったけど聞こえなかった。まあいいか!テイム、テイム〜
「テイム!」
その時、2匹の子狐が光った。
そして2匹いるうちの1匹が言った。
『ご主人…様?』
「可愛い!!!!!!!!うん、よろしく!!」
そして私は残りの魔獣を倒して、スノの所に戻った。
『…意外と、可愛いにゃ』
「でしょぉ?」
『これからよろしくみゃ!』
『…うん。』
子狐達は何だか浮かない顔をしている。
「…あ、勝手にテイムしてごめんね、テイム嫌だった?」
『いや、違う。その、ユナとは、一緒に居ていい気はするんだけど、あの、えっと…』
「落ち着いてからでいいよ。ところで、名前は?」
『…うちはルー。』
『…リー。』
リーはルーの後ろに隠れる。
真っ白の毛が可愛い。
「ルーとリーね。可愛い」
『わあっ、いや。その、……探してて。』
「何を?」
『友達。黒の毛色で、星のアクセサリーがついてる猫。』
私はスノの抱き抱えられている子猫を見る。
「ねえ、あの子じゃないよね?」
そう聞いてルーが抱きかかえられている子猫を見た途端、顔が明るくなった。それと同時にリーも明るくなった。
『『…!!』』
『ラー!!どうしてここに…?』
しかし子猫は抱きかかえられながら寝ている。
「……寝てるし、立ったままもきついし、家、行く?」
『はい!』
そして依頼猫さんと別れ、私たちは家に向かった。
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