結奈の趣味
こんにちは!!
楽しんでくださいね!!
『…ナ、ユナ!!もう朝だにゃ!』
そう声がして目が覚めると、もう朝の12時ーー地球で言うと10時ーーになっていた。
「ふわぁぁ、まだ寝たい…」
『だめにゃ。昨日の話の続きがあるにゃ…って立ちながら寝てる!?起きてにゃ!!』
そう言うと、スノに揺さぶられた。
「ぴゃぁ!!10秒寝た」
『いいから、早く行くにゃ!』
「ふわぁ…」
『会議中にあくびしないように気をつけてにゃ。』
そう言われながらみんなと合流して、会議室に向かった。
『失礼します…わん!』
『入れ。』
『じゃあ、昨日の続きを話す。昨日みたいに結界を張った。あと絶対、他の人には言わないように。…で、最強ということには心当たりが無いのだな。』
「はい。」
『じゃあ、この世界に来たことの心当たりは?』
「……この世界という訳では無いのですが、地球…いや、あっちの世界にいた頃、私の体に何か不明な細胞が検出されていて。スノとリノにはもう言ったんですが、それが魔力じゃないかと。」
『…スノ、そうなのか?』
『はいにゃ。そして私が考えたのが、前のビックオーバーフローの時に、オーバーフローで溢れ出た魔力がユナの世界にも届き、その魔力とユナの元の魔力を使って転移魔法を使ったのではないのかにゃと』
『確かに、それなら納得が行く。…でも、オーバーフローの時の魔力を使ったのなら、オーバーフロー固有の細胞が検出されるはず。だから魔法医師に検査してもらうのはどうか?』
「…魔法医師…すごい」
『確かにゃ。じゃあ今日は魔法医師を呼ばないと。』
『それなら俺の城の専属医師でいいだろう。じゃあ、14時に検査室で。』
そう言ってルシアさんは何処かに行ってしまった。
『まったく、お兄様は物事を決めるのが早すぎるんですよ。』
何かグレアがボソッと言ったけど聞こえなかった。
そしてリノは前もそうだったけどずっと困惑している。
ルシアさん、もう少しペースを落として欲しいな。
でも、言う隙が無さそう。
『お腹空いたみゃ。』
やっと落ち着いたリノがそういう。
「じゃあ、私が何か作ろうか?」
『え、ユナ、料理できるの!?』
「なんでそんなびっくりしてるのぉ、できるに決まってるでしょ。」
そう、私は地球で体調が落ち着いた時に、趣味として料理をしていた。
今ではカレーとスープぐらいは作れるようになっている。
そして15分後。
「…みんな集まったね。」
私が料理を作っていると、匂いに釣られてグレアとルシアさんまで、そして魔法医師さんまでやって来ました。
『…まだか?』
「そんな食べたいんですか?」
ルシアさんは5分ごとに聞いてくる。
「……分かりましたよ、ルシアさんは大盛りにしておきます。そして、1番最初に作りますから。」
『(*^^*)』
ルシアさん、こんなにこにこするんだ。
そして私がみんなの分を作り終えると、みんな、お腹が空いていたのか、食べっぷりがいいです。
みんな、色んな食べ方をしています。
ルシアさんはゆっくり味わって。
グレアさんは素早く綺麗に。
リノは丁寧に。
スノは素早いけど自分の手と口にカレーが付いています。
魔法医師さんは食レポをしながら。
『おいしいにゃ!!!』
「こんなバランスのいい食事、今まで食べたことありません。」
『うみゃうみゃ』
『…美味い』
『才能ありますわん!!』
「やっぱり日本食が1番。」
そんなこんなで検査します。
血液検査、レントゲンなどなど。
結果はまた3日後に出るらしいです。
だからそれまで、スノとリノで外を見てきたらいいんじゃないかと言われました。
だから今、凄く自然がたくさんの道を歩いています。
「わぁ、何このピンクの花。」
『それはラークって言う花で、ここに好きな人と2人できたら恋愛が成就するって言われてるよ。』
「へえ、ロマンチックだぁ」
私はそんなことを話しながらスノとリノと歩きます。
なんだかリノは顔が赤いけど。
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