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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
ラキナとまきなつ

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第82話

楽しい食事が終わり、片付けを始める。

各自、自分が使用した食器をキッチンに運んでくる。

みんなが運び終わりリビングに向かっていく中、私はサラと大皿やホットプレートをキッチンへ運びアクアが魔法で洗って乾燥していく。

私はダイニングテーブルを拭きに行きアクアとサラが食器を片付けて完了した。

その後、三人でみんなの分のお茶も淹れて一緒に飲むことにした。

リビングへ向かい、中に入ると、みんながパソコンの前に集まり座っていた。


「あれ、もう設定終わったの?」


私が声をかけると、渉が振り返り、笑顔で答える。


「えぇ、ちょうど全部終わって、みんなに使い方を教えているところですよ」


そう言われて、パソコンの周りに集まっているフィアメールたちの方へ目を向ける。


「まずここを押してパソコンを起動します」


みんな真剣な眼差しで渉の説明に耳を傾けている。

そんなみんなを見ながら少し離れたソファに座っている菜摘の所へ向かった。


「菜摘はみんなの所に行かなくていいの?」


お茶の入ったカップを菜摘に渡しながら尋ねると、


「ええ、使い方は渉と天音に任せておけば大丈夫だから」


と菜摘が答えお茶を飲んだ。

私は菜摘の近くのソファに座り、


「明日の予定はどうなってるの?」


菜摘に聞くと、


「とりあえず私は一度東京に戻ろうかな、晶と渉と天音は明日も居てもらうつもり」


菜摘がみんなを見てから続けて、


「晶はカイトくんたちのダンジョン配信、天音はフィアメールちゃんたちの配信のやり方の説明や注意点を教えてあげる予定なの。渉は二人のフォローって感じね」


と教えてくれた。


「なるほど、わかったわ。じゃあ、明日、私は菜摘を地球まで送っていくわね」


そう答えると、菜摘が感謝の言葉とともに、


「ありがとう、よろしくね。これからの事で打ち合わせや、色々準備をしなきゃいけないのよ」


と言った。


「頑張って人気が出ると良いわね」


「可愛いし、魔族が配信っていう話題性もあるから確実にいけるわよ」


「そこまで言うなら大丈夫ね、期待してるわ」


「任せて頂戴!」


菜摘の言葉からは、これから始まる魔族による配信の期待が滲んでいた。


みんなの方を見ると一気に色々教えても覚えられないだろうと休憩に入る所だった。


「そういえば、みんな着替えは持ってきてるの?」


少し首を傾げて菜摘に尋ねると、


「一応、金沢に泊まるかもと思って、着替えは持ってきたわよ」


と言い、バッグを指差した。

その言葉を聞き、着替えがあるならと、


「じゃあ、今日着ているものは魔法で洗ってすぐ乾かすから、お風呂に入りましょうか」


私はそう提案し、続けて、


「うちの大浴場は広いから、みんなで入れるわよ」


と告げると、菜摘は驚きながら大きく頷き、


「じゃあ、みんなで入りましょう!」


と嬉しそうに言った。


「みんな!一旦説明は終了してお風呂に入るわよ!」


菜摘がみんなに向かってそう宣言して準備を始める。

みんなも頷き準備に取り掛かる。


「洗う物があったら脱衣所のカゴに入れて置いてね。お風呂の後、魔法で洗って明日には着れるようにしておくから」


みんなに聞こえるように言うと、


「わかりました」


とみんなから返ってきた。

そんな返事を聞きながら私もお風呂の準備をする為、部屋に着替えを取りに行くのだった。

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