表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
ラキナとまきなつ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
78/199

第78話

ショッピングモールを後にして駐車場の車まで歩いて行く。


「暗くなる前に、ギルドに向かいましょうか」


菜摘の提案に全員が頷き、車に乗り込む。

兼六園ギルド方面へと車を走らせた。


「日本で色々な物を見て楽しかったのだ!」


「魔国と違う所が沢山あって勉強になった」


「そうね、充実した一日だったわ」


皆で話していると、兼六園ギルドの近くにあるレンタカーショップに到着した。

車を返しギルドに向けて歩いていく、しばらくすると兼六園ギルドに到着した。


「さて、これからダンジョンを通って私の家に行くわよ」


私はギルドの入り口を見ながら言う。

ギルドの入り口を抜け中に入ると、いつもと変わらず探索者たちのざわめきが響いていた。


「そういえば講習は受けた?」


私は気になって菜摘たちに聞いてみた。


「ラキナの講習のこと?受けてあるわよ。日本では義務化されてから大型会場で定期的に合同講習が行われているのよ、うちの会社も参加して探索者カードを持っている者は全員受けさせたわ」


「日本ではそんな事もしているのね」


「ラキナへ行くためというのもあるけど、ラキナから来た人とトラブルにならないようにあちらの事を知っておくのは大事だからね」


「なるほど、しっかりしてるわね」


菜摘から聞いた話に感心しながらギルド内を通り抜け、そのままダンジョンへと続く入り口へと歩いていく。


ダンジョン前の受付で探索者カードを提示し通過した。

ダンジョンの中へ入りみんな揃ってからゲートへ向かう。

ここからはいつものようにダンジョンからゲートへ入りトンネルのような空間に出る。


「これがゲートの内部よ、ここを少し歩くとゲートがありラキナのダンジョンに出られるのよ」


菜摘たちは初めてゲートを通り驚いているようだった。

しばらく歩きゲートを通りフォノンダンジョンへ入る。

中へ入ると相変わらず薄暗いダンジョン特有の雰囲気が漂っていた。

ダンジョンの出口に向かい歩き始める。


「日本のダンジョンと違い自動販売機や電子掲示板が無いですね」


渉が感慨深げに言い、他の3人も頷きながら周囲を見回していた。

ダンジョンの出口から外へ出ると、涼やかな風が頬を撫でた。


「何か工事してますね」


渉が外の様子を見て呟いた。


「あの工事は探索者ギルドを建ててるそうですよ。日本みたいにダンジョンの入口にギルドを作ってギルド内を通ってダンジョンに入るようにするみたいです」


朝、私に説明したようにカイトが説明していた。

日本で話していた間に渉とカイトは仲が良くなったのか会話しながら歩いている。

道沿いを少し歩くとフォノンの町が見えてきた。

町に入ると天音、渉は町並みを見て興奮気味に、


「アニメや漫画で見るような世界ですね!」


天音が目を輝かせている。

渉も辺りを見回しながら、


「日本人も結構いますね、あ!獣人もいますよ!」


と初めて来た異世界にテンションが上がっていた。


「はぐれないでね、町の中は安全だけど日本と違って町の外にはモンスターも出るから気をつけてね」


私はみんなに注意を促しながら、自宅までの道を進む。

渉と天音が真剣な表情で応え、他の皆もうなずいた。

町の喧騒を抜け、静かな町はずれへと足を進めると、我が家が見えてきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ