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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
魔族と日本

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第75話

車を発進させ菜摘たちの車の後ろをついて行く。

後ろの席では窓の外を見ながらあれは何だろうとワイワイ楽しそうな話し声が聞こえてくる。

そうしているうちに、大型ショッピングモールに到着した。

平日という事もあり駐車場は結構空いており隣同士で停めることができた。

晶がエンジンを止め、皆で車を降りる。

菜摘がみんなの方を向き、


「まずは探索者専門店へ行きましょうか」


と言い、続けて天音が、


「最近ダンジョン配信が人気で探索者専門店は配信に必要な道具が一通り揃っていますからね、とりあえずスマホやドローンカメラ、パソコンなどを買いましょう」


菜摘と天音が先導しながら案内してくれる。

フィアメールたちが色々なお店に気を取られて寄り道しようとしそうだったので、


「後で時間があったら見に来るから今は我慢してね」


と言い皆で探索者専門店へ向かった。

探索者専門店に着くと店舗内は広く、様々な商品が陳列されていた。


「まずはスマホと設置型の通信機器の契約をしましょうか」


菜摘の言葉を聞きフィアメールたちはスマホを見てみるがどれが良いか分からないようで悩んでいるとマリが、


「私の買ったのはこれだよ」


と指をさしてすすめている。

それを見ていた渉が、


「その機種は魔導通信モデルで一番性能が良いので私もおすすめです」


とマリに同意する。

フィアメールも、


「なら、マリと同じのがいいのだ!」


と嬉しそうに機種を決めた。

サタレアたちも同じ機種の色違いを選んでいく。

店員さんに案内されフィアメールたちが契約手続きをしていく。

天音と渉が隣で契約の内容などを確認したりとサポートしてスマホと設置型の通信機器の契約をしていった。

契約がつつがなく完了し、店員さんが小さな箱に入ったスマホや通信機器を渡してくれた。


「初期設定は、私たちの方で済ませてありますので、後は簡単な設定をすればすぐに使えるようになりますよ」


と優しく教えてくれた。


「ありがとうなのだ」


フィアメールが元気に礼を述べると、店員さんも笑顔で応えてくれた。

他のみんなも無事に契約を終え、次々に商品を受け取っていく。


「次は配信用ドローンカメラと雑談などに使うカメラを見ていくか」


晶の言葉に従い、一行は別の売り場へと向かう。

そこでは各種メーカーのドローンカメラや三脚に乗ったカメラがずらりと展示されていた。

フィアメールたちは初めて見るものばかりで興味深そうにレンズを覗き込んだり触ったりしていた。


「俺の使ってるドローンカメラはこれだな、結構使いやすいから初めて使うには良いと思うぞ?」


ドローンカメラの売り場ではダンジョン配信をしている晶がカイトとマリにドローンカメラの使い方や性能について教えていた。

色々見た中から最終的には、初心者にとって扱いやすく、かつ性能も十分なものを探していく流れになったようだ。


「じゃあ、このドローンカメラにしようかな」


カイトが買う物を決めたようで店員を呼び商品を準備してもらっている。


配信用のカメラを選んでいる菜摘たちを見ると、


「雑談動画は普通のカメラの方が絵が安定しますからね。これを中心にして、編集用にもう一つ安いカメラを購入するのが良いと思いますよ」


天音が手際よく提案していた。


「それだとこれとかこれが良いんじゃないかな」


菜摘が賛成しながらそれにあった品物を選んでいく。

こちらも買う物が決まったようだった。


購入したものを収納魔法に入れパソコンの売り場へと向かった。

どのパソコンが良いかなど分からない一行を尻目に渉が慣れた感じで店員と会話していた。


「パソコンの事は分からないわね」


「まぁ渉に任せればよくなるわよ」


と皆で話していると渉と店員の話が終わったようで商品を頼んでいた。

他にも周辺機器やマイクなど配信用のアイテムを渉と天音が選んでいき探索者専門店での購入が終わった。

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