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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナと魔女会議

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第278話

椅子に座って待っていると、まずカイトが来た。


「あれ、みんなはまだ?」


「ええ、カイトが最初よ」


「そっか」


その後マリとパイラとルルが三人で楽しそうに話しながら歩いてきた。

どうやら図書館内を一緒に見て回っていたらしい。


「楽しかった!」


「色々な本があって面白かったです」


「椅子も色々あったね!」


とそれぞれ感想を言っている。

それから五人で待ったが時間になってもフローラとリオヴィシアが来なかったので、私はマリとパイラとルルの三人にここで待ってもらうように言って、カイトと二人を探す事にした。


「カイト、二手に分かれて探しましょう。私はリオヴィシアが居そうな理系の本が置いてあるエリアに行ってくるわね」


「分かった。じゃあフローラおばさんを探してくるね」


そう言ってカイトと別れ、私はリオヴィシアが居そうな理系の本が置いてあるエリアに行く事にした。

自然科学や技術・工学と書いてある場所に着き、周りの椅子に座っている人を見ていくとリオヴィシアが居た。

どうやら夢中で本を読んでいるので時間を忘れているようだ。


「リオヴィシア、時間になっても来ないから探しに来たわよ」


私が声をかけるとリオヴィシアは顔を上げて驚いたように言った。


「あら〜もうそんな〜時間だったのね〜」


「ええ、みんな待ってるわ」


「ごめんなさい〜本を〜読んでいたら〜時間を〜忘れてしまって〜」


「大丈夫よ。とりあえず一回入口近くの待ち合わせ場所に行きましょう」


「は〜い」


リオヴィシアは名残惜しそうに本を閉じて本棚に戻すと、一緒に待ち合わせ場所へと移動した。

移動していると、どうやらカイトもフローラを見つけたようで出会う事が出来た。


「フローラも本を読んでいたの?」


「ええ、ちょっと夢中になっちゃって」


フローラもリオヴィシアと同じで本を読みふけっていたようだ。

四人で待ち合わせ場所に移動し、待ち合わせ場所に着くとマリとパイラとルルが待っていた。


「あっ、見つかったんだね」


「良かったです」


「みんな揃いましたね」


と三人が安堵した様子で言った。

そこから今からどうするかを話し合う事にした。


「それでこれからどうする?」


と私が聞くと、


「私はもう少しここで本を読みたいわね」


「私も〜さっきの続きが〜読みたいわ〜」


フローラとリオヴィシアからはこのまま図書館で本を読みたいという話が出た。


「分かったわ。マリたちはどうする?」


私がマリとパイラとルルに聞くと、


「私たちは三人で買い物に行きたいと思います」


「はい、色々見て回りたいです」


「お店を見てみたいです」


と三人で買い物に行きたいと言った。


「俺も外に出歩いてくるよ」


カイトは図書館で読みたい物は無いらしく、マリたちに続いてそう言ってきた。


「じゃあ、私は図書館に残る事にするわね。バラバラに行動する事になるし、各自で帰りましょうか」


「はーい」


「了解」


マリとカイトは日本に慣れているので大丈夫だろう。

なので私は日本に慣れていないフローラとリオヴィシアの二人のために図書館に残る事にした。


「みんな気をつけてね」


「はーい!」


「行ってきます!」


「行ってきます」


マリとパイラとルルが楽しそうに話しながら図書館を出ていく。

カイトも外に出ていき、リオヴィシアとフローラは、


「じゃあ〜さっきの続きを〜読んでくるわね〜」


「私も続きを読みに戻るわ」


と離れて行った。

一人になった私は、喫茶店で一度休憩をしようと図書館内の喫茶店に向かう事にした。

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