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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナと魔女会議

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第273話

日本に着きギルドを出て、まずは電気店へと向かった。

電気店に着くとリオヴィシアは興味深そうに店内を見回している。


「まぁ〜、色んな物が〜あるのね〜」


「リオヴィシア、タブレットはこっちよ」


私はリオヴィシアをタブレットの売り場へと案内した。

いろいろなメーカーのタブレットが並んでいて、リオヴィシアは目を輝かせている。


「レーナちゃん〜どれが〜おすすめ〜?」


「そうね、リオヴィシアは調べ物が主な使い方だろうから、画面が見やすくて動きもスムーズなこれが良いと思うわ」


私はいくつかあるタブレットの中から、昨日の夜調べて良さそうだった画面が大きく扱いやすい物を選んで勧めてみた。

リオヴィシアは実物を手に取って触ってみて、気に入ったようだ。


「これに〜するわ〜」


「そう、良かったわ。じゃあこれを買いましょう」


他にもカバーや保護フィルムなども一緒に購入して、会計を済ませた。

タブレットの購入が終わった後、昼には少し早いが昼食を摂る事にした。


「何か食べたい物ある?」


私がみんなに聞くと、マリが真っ先に手を挙げて、


「ラーメンが食べたい!」


と言った。


「ラーメンか、良いわね。じゃあ近くのラーメン屋を探してみましょう」


私はスマートフォンで近くのラーメン屋を検索する。

すぐに良さそうなラーメン屋が見つかったので、みんなで移動する事にした。


「ここよ」


「わぁ、良い匂いがする!」


ラーメン屋の前に着くと、食欲をそそる香りが漂ってくる。

時間が早かった為、お客さんはまだ少なく並ばずに入る事が出来た。

店内に入ると、店員さんに案内されてテーブル席に座る。

並びのテーブルで私とリオヴィシアとフローラ、カイトとマリとパイラとルルに分かれて座った。

テーブルの上にはタブレットが置いてあり、注文はタブレットでやるようだ。

あっちのテーブルを見ると、カイトとマリは日本に慣れたのか問題なくタブレットを操作して注文をしている。


「パイラさんとルルさんもこの中から好きな物を選んでくださいね」


「ここをこうやって選ぶんだよー」


「これをこうですね」


カイトとマリによるタブレットの使い方の説明を聞きパイラとルルも注文をしている。

私もリオヴィシアとフローラに注文の仕方を説明する。


「このタブレットの画面にメニューが出てるから、食べたい物を選んでここを押すのよ」


「なるほど〜」


「これで注文できるのね」


「そうそう」


私はリオヴィシアとフローラに説明しながらタブレットで注文を済ませた。

それぞれが注文を終えると、しばらくしてラーメンが運ばれてきた。

醤油ラーメンに味噌ラーメンと色々なラーメンがある中、私は醤油ラーメンを頼んだ。

シンプルだが美味しそうなラーメンだ。

スープを一口飲むと魚介の出汁が利いた優しい味わいが口の中に広がる。

麺を啜ればしっかりした食感でスープとの絡みも良い。

メンマにチャーシューねぎに煮卵と王道の具材が乗っていて、どれも美味しい。


隣のテーブルを見ると、パイラとルルも初めてのラーメンに感激しているようで、みんな美味しそうに食べていた。


「これが〜ラーメン〜美味しいわ〜」


と、リオヴィシアも喜んでいる。

ラーメンを食べ終え店を出る。

昼食をとりながら食べ終わった頃には店にはどんどんお客さんが入って来ていた。

人気店なんだなと思いながら店を後にした。


「お腹いっぱい」


「美味しかった」


パイラとルルがお腹をさすりながら言い、


「日本に来たって感じだねー」


とカイトが言った。


「カイトとマリは良く日本に行くようになったけど、ラーメンは良く食べるの?」


と私が質問すると、マリが、


「良く食べてるよー」


と答え、カイトが、


「色々な味があって飽きないですよね」


と続けた。

そんな話をしていると、フローラが、


「昼食を食べ終えたけど、次はどこに行くか決めているの?」


と聞いて来た。


「ええ、昨日リオヴィシアと行きたい所を決めたからタクシーに乗りましょうか」


「そうね〜次は〜あそこね〜」


そう言い、私たちはタクシーが数台止まっている場所へと向かった。

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