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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナと魔女会議

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第269話

シャワースペースで体を洗い、一番大きな湯船に浸かる。

私が浸かる頃にはケイたちはもうお風呂を出るようで、シャワーを浴びてから、


「お風呂から上がったらゲームしよう!」


「うん!ママ、先に出てるね!」


と言いながら風呂場から脱衣場へと向かっていった。

そんなケイたちの後ろ姿を眺めながら、私はゆっくりとお湯に浸かった。

肩まで浸かると、温かいお湯が体の芯まで沁み渡っていく。

ふぅ、と息を吐きながら大浴場の中を見渡すと、サウナルームの方から賑やかな声が聞こえてきた。

どうやら家に泊まりに来た人がいる場合に始まる、サウナでの我慢比べが今から行われようとしているようだ。

声の主はフローラとサラだろうか。


「今日は負けないわよー!」


「望むところだ!」


などと言いながらサウナルームに入っていく。


「サウナって初めて!」


「たのしみ」


と言って最後にパイラとルルが入っていった。

参加者はシルフィ、フローラ、イル、サラ、マリ、パイラ、ルルのようだ。

アクアは我慢比べには参加しないようだがサウナの中に入っていった。

しばらくするとパイラとルルが早い段階でリタイアしたのか、サウナルームから出てきて水風呂へと入っていった。


「はぁ……熱かった……」


「でも、なんだかすっきりした……」


二人とも顔を赤くしながら水風呂に浸かっている。

初めてのサウナはなかなかに応えたようだ。


「大丈夫だった?」


私が声をかけると、パイラが、


「はい、とても熱くてびっくりしました」


と返事をして、


「でも、気持ち良い」


とルルが続けた。


「そう、良かったわ。無理はしないでね」


「はい!」


「わかりました」


二人は水風呂から上がると、再び湯船に浸かりに行った。

サウナの我慢比べは長期戦になりそうなので、私はリオヴィシアと一緒に風呂を上がる事にした。

シャワーを浴びてから余分な水滴を落として、風呂場から脱衣場へと出る。

脱衣場に戻った私は、タオルで体を拭き、お風呂に入る前に選んだ浴衣を着た。


「レーナちゃん〜これで〜あってる〜?」


リオヴィシアも浴衣を着たようなので見てみると、私の着ていたのを真似して着たようだが、前が左右逆になっていたので直してあげた。


「なんで〜逆だと〜ダメなの〜?」


「逆だと亡くなった方に着せる死装束の着せ方になっちゃうんだったかな」


「へぇ〜、そうなのね〜」


浴衣を着終わった私はスキンケアをして魔法を使い髪を乾かしていった。


「レーナちゃん〜私にも〜お願い〜」


「オッケー」


リオヴィシアにも魔法をかけて髪を乾かしてあげる。

私とリオヴィシアが髪を乾かし終えた頃になると、我慢比べで最初に出て来たパイラとルルがマリと一緒に風呂場から脱衣場へ出て来た。


「じゃあ、私たちは先に広間へ行くわね」


「はーい」


私はマリにそう伝え、返事を聞きながらリオヴィシアと二人で大浴場を後にした。

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