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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナと魔女会議

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265/280

第265話

広間から庭へと続く道を歩きながら、アクアが何を準備すれば良いか聞いてきた。


「何を焼きますか?」


「せっかくだから色々あると良いわね。肉は暴れ牛やコカトリス、オークで良いと思うわ。あとは魚介類も焼いたら美味しいわね」


「では突撃魚やデカエビを用意しましょう。野菜も必要ですね」


「そうね。バーベキューだと野菜も美味しいものね。日本の食材のトウモロコシやエリンギ、ピーマンなんかも良いわね」


アクアと相談しながら庭へと向かい、バーベキューの準備を進めていった。


収納魔法から肉や魚介類、野菜を取り出し、まな板の上で切っていく。

暴れ牛の肉とオークの肉は厚めにスライスし、コカトリスの肉は一口大に切り分ける。

デカエビは殻を剥いて背わたを取り、突撃魚は内臓の処理をしておく。


「串焼きも作りましょうか」


「そうですね」


コカトリスの肉やオークの肉を串に刺していく。

さらに突撃魚も長い串に刺し、立て焼き出来るようにしておいた。

二人で黙々と準備を進めていると、サラが庭にやってきた。


「おっ、準備してるじゃんか。手伝うぜ」


「ありがとうサラ」


サラも加わり三人でさらに準備を進めていく。

サラは手際よく野菜を切り始めた。

トウモロコシを下茹でして食べやすい大きさに切っていく。

エリンギやピーマンも焼きやすいように半分に切っていった。

さらには、マドロミキノコなどのラキナの野菜も色々と準備していっている。


「おにぎりも作っておきましょうか」


「そうね、おにぎりがあると良いわね」


炊いてあったご飯を使い、私とアクアでおにぎりを握っていく。

塩むすびと、鮭、梅の三種類を作っていく。


「ただいま」


「ただいまー!」


玄関の方からカイトとマリの声が聞こえたので帰って来たのだろう。


「カイト、マリ、おかえりなさい」


「ただいま、ママ。あれ?庭の方で何してるの?」


家の中ではなく庭の方から私の声が聞こえたので、こちらを見てマリが聞いてきた。


「今日はバーベキューにしようと思って準備してたのよ」


「マジで!?最高!」


カイトが嬉しそうに声を上げる。


「お客さんも来てるのよ。リオヴィシアとフローラとティラサラの事は知っていると思うけど、前に話してた家で料理を習うパイラとルルも来ているから挨拶してらっしゃい」


「分かりました、行ってきます」


「はーい!着替えたら行ってくる!」


そう言ってカイトとマリは家の中に入っていった。

私はバーベキューの準備を再開する。

受け皿や飲み物、箸やフォークを準備して、私は火魔法を使い炭に火を起こしていく。

赤々と炭が燃え始めたのを確認し、全ての準備が完了した。


「アクア、準備も終わったし、みんなを呼んできてくれる?」


「分かりました、みんなを呼んできます」


アクアが広間へと向かっていった。

その後ろ姿を見送りながら私は椅子の並びを少し整えて、みんなが座りやすいように配置を調整した。

炭の香ばしい匂いが漂いはじめ、庭はすでに楽しい宴の予感に満ちていた。


「さて、あとはみんなが来るのを待つだけね」


私は満足気に庭を見渡し、みんなが来るのを待つことにした。

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