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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナと魔女会議

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254/278

第254話

翌朝、朝食を済ませリビングにいると、スマートフォンが鳴った。

フローラからの電話で、


『今から出発するねー!』


と元気な声で言ってきた。


「分かったわ、気をつけて来てね」


そう言って私が電話を切ると、


「ママ、誰から電話?」


とケイから聞かれた。


「フローラからの電話よ、今から出発するっていう連絡だったから、ケイはフローラたちが来るまでに勉強を終わらせなさいね」


「はーい!」


ケイたちはアクアに座学の勉強を見てもらっていた。

元々、数学や文字などは教えていたのだが、最近は颯斗と理依奈が小学生の時に使っていたタブレット端末を借りて日本でやっている勉強をさせている。

理化学にはみんなが興味を持ち、特にイルは理化学が好きなのか、もう小学生の範囲を勉強し終えて、一人で私の実家に行き、理依奈から中学生の時に使っていたタブレットを借りてきていた。

そんな事もあり、最近の朝はリビングでみんなが勉強をしている。

リビングでみんなが勉強している姿を見守っていると、玄関のチャイムが鳴る。

フローラたちが到着したのかな、と思いながら玄関へと向かう。


「はーい、今開けるわねー」


玄関の扉を開けると目の前に立っていたのはフローラではなく、


「やっほ~!」


リオヴィシアだった。


「え?リオヴィシア?」


「レーナちゃ~ん、久しぶり~!」


「え、あ、はい、お久しぶりです」


私は突然のリオヴィシアの登場に驚いてしまった。

その後ろにはフローラとパイラ、ルルが並んでいる。


「どうしてリオヴィシアが?」


私が聞くとフローラが苦笑いしながら一歩前に出て説明してくれた。


「リオヴィシア様が私も行きたいって駄々をこねてね、急遽一緒に来ることになったの。連絡の時に言わなかったのは、リオヴィシア様がレーナを驚かせたかったからなの」


フローラがそう説明すると隣に立つリオヴィシアが嬉しそうに、


「驚いた~?」


と聞いてきた。


「はい、それはもう驚きました」


「えへへ~、大成功~!」


リオヴィシアが私を驚かせる事に成功してとても楽しそうにしている。

リオヴィシアほどの人が突然家に来るなど誰も予想できないだろう。


「まあ、いいか」


私はそう呟くと、四人を家の中へと迎え入れる。


「みんなもいらっしゃい。家の中は土足禁止だから靴は脱いでね。さあ、どうぞ上がって」


「お邪魔します~」


「お邪魔します」


リオヴィシアが靴を脱ぎ元気よく入ってきて、それに続いてフローラ、パイラ、ルルが入ってくる。

四人をリビングへと案内すると、勉強をしていたケイが顔を上げてこちらを見てきた。

他のみんなもそれぞれの勉強の手を止めて、こちらを向く。


「みんな、紹介するわね」


私はフローラ以外の三人の紹介をみんなにし始めた。


「こちらの二人はパイラとルル。今日からうちに滞在してもらって料理とかを教える事になっているわ」


「パイラです」


「ルルです」


パイラとルルが微笑みながら軽く会釈する。

パイラは穏やかそうな笑顔でルルは少しはにかんだ様子で立っている。


「それから、こちらはリオヴィシア。こんな感じだけど原初の魔女っていって魔女の里の長って感じね」


と私が言うとリオヴィシアが嬉しそうに手を振りながら、


「よろしくね~!」


と挨拶をした。

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