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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナと魔女会議

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246/277

第246話

翌朝、朝食を食べ終わった私は昨日の続きをするために家の裏手へと向かった。


「さて、続きをやりますか」


今日は内装や窓を作っていく予定だ。

建物に入ると中は真っ暗なので光魔法で明かりを照らしながら作業を始める。


「まずは階段ね」


私は収納魔法から木材を取り出し、風魔法で階段の板材へと加工していく。

一段一段丁寧に寸法を測りながら作り、組み上げていく。

玄関から入ってすぐの場所に階段を設置し、手すりも取り付けていった。


「よし、これで階段は完成ね」


続いて、階段の下にできた空きスペースを利用してトイレを作る。

個室になるよう壁を張った。

トイレの設備は後で設置するとして、今は壁だけ作っておく。


「それじゃあ、残りの部屋の壁を作っていきましょう」


離れの一階と二階に、それぞれ部屋の壁を作っていく。

壁を作ると建物の中が一気にそれらしくなってきた。


「次は窓と扉ね」


私は壁の前に立ち、腰に差していた剣を抜いた。

魔力を込めて扉をつける場所の壁を一振りで斬る。

すると壁板は綺麗な長方形に切り取られて、そこにぽっかりと出入口が現れた。

収納魔法から木材を取り出し、風魔法で加工して扉用の枠を作っていく。

それを切り取った出入口にぴったりと嵌め込み固定した。

次に、同じく収納魔法から木材を取り出して扉本体を作る。

魔法で一枚板を加工しドアノブと蝶番を取り付ける。


「よいしょっと」


扉を持ち上げ枠に合わせて蝶番を固定していく。

開閉を何度か確認し、スムーズに動くことを確かめてから次の作業に移る。


「次は窓ね」


今度は窓をつける位置の壁を剣で斬る。

先ほどと同じように壁板を長方形に切り取り、そこに木材で作った窓枠をはめ込んでいく。

収納魔法から取り出したのは、ダンジョンで手に入れた透明なクリスタル。

魔法で窓の大きさに合わせてカットし木材のフレームを周りに取り付ける。

出来上がった窓を、窓枠に二枚取り付ける。


「よし、窓も完成ね」


全部の部屋とトイレに同じように窓と扉をつけていく。

作業をしていると建物の入口から元気な声が聞こえてきた。


「わー!建物が出来てるー!」


振り向くとケイが目を輝かせながら建物の中を見回していた。


「あらケイ、どうしたの?」


「あっママいた!ご飯だよー!」


ケイはにこにこと笑いながらそう言ってきた。

作業に夢中になっていたので、もうそんな時間になったのかと驚く。


「もうそんな時間?教えてくれてありがとう」


窓と扉をつけ終わったところだったので区切り的にはちょうど良い。

私はケイと一緒に家へと戻ることにした。

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