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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナと魔女会議

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242/277

第242話

昼食を終え食器などを片付け終えると、私たちは各々食後の休憩に入った。

私はソファに座りコーヒーを飲みながらくつろいでいた。

するとパソコンを触っていたケイが


「フィアお姉ちゃんが生配信してる!」


と言ってきた。

みんながケイの後ろに集まって覗き込む。

私もカップを持ちながらその場へ行き、パソコンの画面を覗いてみると確かにフィアメールが生配信をしていた。

どうやら雑談配信のようで、フィアメールが椅子に座ってこちらに向かって話している。

その後ろにはサタレアが控えていて、フィアメールが募集した質問内容を読み上げていた。


「わぁ、フィアお姉ちゃんの配信、コメントがいっぱい流れてる!」


「チャンネル登録者数もかなり増えてるわね。昼間だっていうのに視聴者もかなり多いわ」


「結構頻繁に配信しているようですよ」


アクアが隣から画面を覗き込みながら言ってきた。

フィアメールは最初の配信のインパクトもあり、かなり人気が出ているようで魔族のイメージ改善は順調にいっているようだった。

コメント欄は温かいコメントが流れている。

たまに変なコメントが流れて、フィアメールが「どういうことなのだ?」と言っている場面もあるが、サタレアが「気にしなくて大丈夫です」とフォローしていて、それが日常のようでコメント欄は楽しそうだった。

フィアメールの配信を見ながら穏やかな時間を過ごしていると、良い時間になったので休憩を終えてソファから立ち上がり、


「さて、離れの続きでも作りに行こうかな」


と伸びをしながら言うと、後ろから誰かが服の裾を引っ張ってきた。

振り返るとイルがじっとこちらを見上げている。


「どうしたの?」


「クラゲ」


イルが短くそう言ってきた。

そういえば昨日狩ったしびれクラゲは私が収納魔法で持っているのだった。


「ああ、そういえば私が持ったままだったわね。忘れてたわ」


私は収納魔法から昨日取ったしびれクラゲを次々と取り出してイルに渡していく。

傘の部分だけになったしびれクラゲは半透明でぷるんとしていて、イルはそれを大切そうに収納魔法へとしまっていった。


「今から塩漬けにするの?」


私が聞くとイルはこくりと頷く。

ミョウバンも買ってきたので、しびれクラゲの塩蔵を済ませてしまうつもりなのだろう。

イルにしびれクラゲを渡し、そういえばと思い、


「そうだ、サラ」


「ん?どうした?」


ソファに座って動画を見ているサラを呼

ぶ。


「夕食用に突撃魚を渡しておくわね」


そう言って、これも収納魔法から昨日獲ってきた突撃魚を何尾か取り出してサラに渡した。


「食べ方はどうするんだ?」


「好きに作って良いわよ。お刺身でも焼き物でも、揚げ物でも」


「了解!じゃあインターネットで調べてみようかな」


サラは嬉しそうにそう言って、スマートフォンを取り出し画面をスクロールし始めた。

色々な料理法を見つけて試すのが好きなサラは、新しい食材を手に入れるとこうしてネットで調べるようになっていた。

調べた結果を自分なりに改良するのも好きなので、夕食が今から楽しみだ。


「それじゃあ、私は離れの作業に戻るわね」


「はーい」


「レーナ様、頑張ってください」


「うん、ありがとう」


私は手を振ってリビングを後にし、再び家の裏手へと向かった。

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