第216話
会場に大きな驚きの声が響き、しばらくすると、
「みんな静かにー!」
と音の魔女が大きな声で呼びかけた。
その声に会場は静かになっていき、私は次の説明に行こうとした時、
「ちょっといいかしら?」
と特等席から声が聞こえた。
「雷鳴の魔女様、どうされましたか?」
その声に音の魔女が反応し、聞いてみると、
「その道具はどれくらいの距離まで話す事ができるのかしら?」
と質問してきた。
その質問に対して私は、
「試してはいないですが、空気中に魔力がある場所で魔力が繋がっていれば、どこからでも繋がるんじゃないかな?ダンジョンだと地上から下層ぐらいまでは繋がりましたし」
「ダンジョン内でも繋がるのか、それは凄いな」
生配信で下層を探索している冒険者もいるので下層までは通信が繋がっている事は確認している。
そこからスマホで出来ることを話していき、みんなからの反応も良かった。
「スマートフォンについては最後に購入方法を伝えますね」
そう言ってから、
「先ほど探索者カードの話をした時に関係していると言うのが、スマートフォンの購入です。スマートフォンは購入の際に契約が必要で月ごとに契約料金を払わないといけないのですが、その支払い方が探索者カードからの引き落としになります。なので日本の場合になりますけど、探索者カードにはいくらかのお金を入れておいた方が良いです」
アルタニヤ王国の金貨や銀貨が日本のいくらになるのかの話やスマートフォンの通信の使い放題だと月にいくらぐらいかかるか、私の今見せているスマートフォンの本体の値段はいくらか、などを話していき、
「これでスマートフォンの話は終了します」
スマートフォンの話は終了した。
「次は私がハマっているゲーム機の話をするわね」
私がスマートフォンの話を終了すると、フローラが次に話すゲーム機の説明を始めた。
「この道具は遊戯の道具で、このモニターに映像を映して遊ぶものよ」
ゲーム機とモニターをステージに置いてあるテーブルに置き配線をつなぐ。
「とりあえずやってみるわね」
そう言ってゲーム機の電源を入れるとモニターに映像が映った。
「こうやって、このモニターに映像が映ったら、このコントローラーで操作します」
そう言ってゲーム機のメインメニューを操作していく。
「今回はこの操作が簡単で分かりやすいゲームをしてみますね」
と言って選んだゲームは落ち物パズルゲームだった。
「このゲームは対戦も出来るから、レーナと一緒にしてみるわね」
そうしてみんなが見ている中で始めたゲームでの対戦は、フローラがこの短期間でやり込んでいたのか慣れた感じでコンボを決めていき、フローラの勝利で終わった。




