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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナと魔女会議

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215/277

第215話

「料理の魔女のレーナです」


「閃光の魔女、フローラよ」


「私たちの発表する事は、各ダンジョンから行けるようになった異世界、地球の事についてです」


ステージに立った私たちは挨拶をして発表する内容を伝えた。


「まず言っておかないといけない事があります。ラキナでもそうですが、ラキナの各国で生活や習慣、文明などが違うように、地球でも国によって違いがあります。私たちの行った場所はアルタニヤ王国から行ける日本という国で、その国にいく時に必要な事や、そこで手に入る物などを話します」


そう言った後、私が探索者カードを手に持つと、控えていた魔女が魔法を発動する。

すると私が持っている探索者カードの映像が宙に大きく表示された。


「日本に入るには探索者カードが必要です。冒険者カードを持っている方は探索者ギルドで冒険者カードから探索者カードに更新できます。探索者カードはダンジョンに入るのに必要というのもありますが、地球での身分証明書としても必要になります。それ以外に探索者カードは地球でお金を支払う際にも使えます、あとで紹介する物にも関係しますので、その時に詳しく話しますね」


と説明して一呼吸置く。


「日本に入る時は、まず探索者ギルドで日本の常識やマナーの講習を受ける事になっています。あちらの世界にはダンジョン以外でモンスターが出るという事が無いのでこちらの世界とはかなり違うのでこの講習は大事ですね」


「私も受けたけど、かなりこちらの常識とは違うから為になったわよ」


私の説明にフローラが相槌を入れてくれた。


「そういえば、みなさん地球に行かない理由は地球から来た人の魔力が弱く装備が貧弱だからでしょうか?」


そう聞くと全体から「そうだね」や「行く価値なさそうだし」という声が聞こえてきた。

それを聞いた私は、


「魔力や装備に関しては地球にダンジョンが出来てモンスターと戦うようになったのが最近で、それまで魔力も無い世界だったという事が原因です。文化レベルでいったら実は地球の方が上なんですよ?」


と伝えて、


「地球にはこういう道具もあるんです」


私はスマホを見せてそう言った。


「これはスマートフォンと言って遠くにいる人と会話出来たり、メッセージを送ったりできる道具です。このスマートフォンで登録しあうと、その登録した人と連絡できるようになります」


「実演してみるわね」


そう言うと、フローラは少し離れた所でスマホを取り出して、防音結界の魔道具を置き、自分の声が外に聞こえないようにした。

私はスマホを見せながら、


「ここに自分の声を入れると向こうに聞こえて、ここから相手の声が聞こえます。とりあえず、今回は分かりやすく相手の声が出てくる場所にも拡声の魔法をかけてもらいます」


そう伝えると、音の魔女がスマホのスピーカー部分に拡声の魔法をかけてくれた。


「じゃあ、フローラにかけてみるわね」


そう言ってフローラに電話をかけると防音結界の中にいるフローラが電話に出て、


「はーい、レーナ聞こえるー?」


「えぇ、聞こえますよ」


と会話ができた。

その瞬間会場に驚きの声が上がった。

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