第199話
ゲーム機の設定が終わり、
「家に帰ってやってみるわ、分からない事があったら連絡するわね」
と言ってフローラが玄関を飛び出して行った。
嵐のような人だなと思いながら見送り、今後の事について考える。
「まずは四日後にある魔女会議の準備かな」
準備と言っても料理を準備するだけなのだが、結構人数がいるので作る量はかなり多い。
「今年は何を作りますか?」
アクアの質問を聞き、私は考えてから、
「とりあえず唐揚げやハンバーグは作りましょうか、あとはカレーでも作りましょうかね、日本に行けるようになった事だし、あっちで大量にカレールーとお米を買って来ようかしら」
こちらでもカレーは作っているが、やはり日本のお米は美味しいし、市販のカレールーで作るカレーも好きなのでそうしようと決めた。
魔女会議で日本の食べ物の紹介もできるので良いかもしれない。
「明日また日本に行って買い物をしてこなきゃいけないわね」
「では私たちは明日、材料のお肉を狩ってきます」
「それなら暴れ牛とコカトリスとオーク肉をお願いね、オーク肉でトンカツを作りたいから」
「分かりました、良さそうなのを狩ってきますね」
「お願いね、明日は材料集めをして明後日から料理を作りましょう」
私がそう提案すると、
「了解しました」
「オッケー!」
とアクアとサラが返事をした。
そこからは三人で魔女会議に持っていく料理を決めていった。
サラダや焼きそば、お好み焼きなど様々な料理を作り、ビュッフェ形式にする事に決めた。
カレーやスープも鍋に入れた状態で自分で取るようにして、ご飯は最近こっちの人向けに作られた魔導式の炊飯器で保温状態で置いておく事にした。
取り皿やフォークなどは明日、日本へ行き使い捨てのものを買う事にした。
「まぁこんなところかしらね、魔女会議で地球の物を紹介して地球に興味を持ってもらおうかな」
「フローラ様も最初は地球に興味が無さそうだったので、それは良いと思います」
「地球は行ってみるとラキナとかなり違うから楽しいよな」
私の言葉にアクアが賛同し、サラが自分が日本に行って楽しかったと語った。
「みんな日本に行けて良いな~」
イルとシルフィと一緒にゲームをしているケイが私たちの会話を聞いていたらしく、そんな事を言って拗ねていた。
「ケイも行けるようになったら連れて行ってあげるから行けるようになるまで待ってね」
「は~い」
私がそういうとケイはショボンとしながら返事をした。
そんなケイはすぐにまたゲームに夢中になり元気になっていた。




