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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナとフローラ

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191/290

第191話

ケイ、イル、シルフィ、サラの四人のレースが終わったようでサラがフローラと代わってこちらに来た。


「いやー、対戦ゲームはやっぱり熱くなっちまうな」


楽しそうにこちらに来たサラがソファに座ると、


「はい、おつかれさま」


と言ってアクアがサラに飲み物を渡した。


「おっ、ありがとうアクア姉さん」


飲み物を受け取ったサラが礼を言いゲームをしている四人を見る。

モニターには先ほどのゲームの続きが表示されており、表示上の順位は一位イル、二位ケイ、三位フローラ、四位シルフィとなっていた。


「シルフィはゲームは好きなのに下手なんだよなぁ」


とサラが呟いたので、


「そういえばシルフィはよくゲームをしているわね、あと意外にイルもゲームをしている所を良く見るわ」


「そうなんだよ、イル姉さんも実は良くゲームをしてるんだよな、しかも上手いし。さっきやってたレースゲームなんて一位ばっかり取ってたし」


そんなイルはフローラに分からない所やアイテムの使い所などを教えながらゲームをしている。


「口数は少ないけど面倒見も良いわよね、クラリーヌの所に行った時もキュリがイルに懐いてたし」


「シルフィも子供には懐かれるけど遊び相手としてって感じだからなー」


イルは新しい家族が出来た時も細かい所に気付き、助けたり教えたりしていたので慕われて懐かれていた。

シルフィは遊び相手にはなるのだがそういう細かい所には気付かないので懐かれるが遊び相手止まりだった。


しばらくするとお昼を挟んでの戦いが終わりに近づいていた。

イルが一位、シルフィが四位なのは変わらずで、ケイとフローラの二位争いが分からない状況だった。


「凄い接戦ね」


「そうだな、最後のボーナスポイントで決まる感じかもな」


最後の行動が終わりキャラクターが並んでいる画面に切り替わった。

持っている貴重品が換金されてから、一番お買い物をしたで賞や一番高いものを買ったで賞などが発表されていく。

そして一位が発表されるとイルの名前と共にイルのキャラクターが喜んでいる映像が流れた。

そして次へ行くと全員の順位が表示される。


【一位:イル、二位:ケイ、三位:フローラ、四位:シルフィ】


と表示された。


「勝利」


「やったー!ギリギリ勝てたー!」


「最後のボーナスで負けたー」


「うぅ、勝てなかった」


イルが勝利のダブルピースを小さくして喜び、接戦の末、逆転で二位になったケイは大喜びし、三位になったフローラは悔しそうだった。

そして大差で四位になったシルフィは大の字に倒れて悲しみに暮れていた。


ちなみにアイテム関連の賞は全てシルフィが取っていた。

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