↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナとフローラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
186/286

第186話

ゲームが始まると、最初の方はコントローラーの操作に戸惑っていたフローラだったが、サイコロを振るだけの簡単な操作と、表示される選択肢を選ぶだけのシステムのおかげですぐに慣れていった。


「これはどういう意味なの?」


「ああ、これはね……」


たまにイベント内容にラキナでは聞いた事が無い内容の物もある為、そのたびにフローラが聞いてきて私が内容を説明していく。

しばらくはサイコロを転がして選択肢を選ぶという事が続いたが、イルがミニゲームマスを踏んだ事により全員参加のミニゲームが始まった。

ミニゲームの内容が流れるように説明されていき、ミニゲームがスタートした。


「えっ、えっ……何をすれば良いの!?」


説明が終わると同時にいきなり始まったミニゲームに何をすれば良いか分からずフローラが焦り出すが、その間にケイ、イル、シルフィはボタンを連打し始めた。

フローラが混乱する中、無慈悲にもミニゲームはすぐに終了して、


【一位:イル、二位:ケイ、三位:シルフィ、四位:フローラ】


と表示され、選んだ各キャラが順位によって喜んだり悲しんだりしていた。


「何だったの今のは……」


「さっきのはミニゲームね、始まる前に出た説明の通りにコントローラーを操作して順位を競うのよ。今回の内容は二つのボタンを交互に連打して速さを競うミニゲームだったわね」


私は何も出来ずに終わったフローラにミニゲームについて教えてあげた。


「なるほど、訳が分からないままいきなり始まったから焦ったけどそういう事なのね」


「フローラおばちゃん、コントローラーのボタンの配置を覚えるといいよー」


「そうなのね、ケイちゃんありがとー。次は頑張るわよ!」


ケイのアドバイスにお礼を言いフローラが気合いを入れた。

そこからフローラは頑張ったが、選択肢で何が良いのか分からなかったり、初見のミニゲームに苦戦したり、シルフィがアイテムを使ってフローラのサイコロを『一』しか出ないようにして悪い事が起こるマスを踏ませたり、妨害マスを踏んだシルフィに狙われたりした。


「なんでシルフィは私を狙うのよ!」


「負けたくないから!」


そんな争いが起こりながらも全員がゴールへと辿り着いた。

そして画面が変わりさまざまな賞によるポイントが発表され、一位の発表になった。


『今回の一位は〜』


という言葉と共にドラム音が鳴り始めた。

そしてドラム音が止まると、


『ケイ!』


と一位が発表されケイの選んだキャラクターが画面上で喜んでいた。


そこから画面が変わり全員の順位が表示された。


【一位:ケイ、二位:イル、三位:シルフィ、四位:フローラ】


ポイントも表示されており、ケイとイルが僅差で、そこからポイントが大きく離されてシルフィとフローラが表示されていた。


「やったー!一位だー!」


「惜しかったけど二位……まんぞく」


「ふぅ……危なかった」


「負けて悔しいけど面白かったわね、シルフィは許さないけど!」


最下位を免れたシルフィは安堵し、フローラは楽しかったがシルフィは許せないらしい。


「じゃあ、私たちは昼食の準備をしましょうか」


「はい」


「オッケー」


私がそう言うとアクアとサラから返事が返ってきた。


「次はこのゲームにしようかな」


「次は負けないんだから!」


そんな声を聞きながら私たちはキッチンへと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。