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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナとフローラ

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第184話

フローラに「魔女会議はいつなの?」と聞くと五日後との事なので了解して何を作ろうか考えていると、


「そういえば、『御用の方はボタンを押してください』って書いてあったから玄関のところにあったボタンを押してみたけど、あの『ピンポーン』って音はなんだったの?」


とフローラが質問してきた。


「あれは日本で買ってきた呼び鈴よ」


「日本?」


「ああ、そうか、ダンジョンで繋がった異世界の地球ってあるでしょ?その地球の国の一つが日本っていう国でアルタニヤ王国と繋がっている国なのよ」


「へぇ〜そうなんだ!」


「あれ?フローラは地球にはまだ行ってないの?」


「行ってないよー」


好奇心旺盛なフローラの事だから行っているものだと思っていたのだが行っていなかったらしい。


「だって地球から来た人たちを見たけど、装備も微妙で魔力も少なそうだから地球に行っても得るものがなさそうだったし」


あまり地球に対して興味がなさそうなフローラに対して、近くで私たちの話を聞いていたらしいケイが、


「フローラおばちゃん、これ知ってる?」


と言って、フローラにスマホを突き出した。


「何それ?」


そう聞いてきたフローラに対して待っていましたとばかりにケイがスマホについて説明し出した。

通話機能やメッセージ機能、動画視聴などケイの説明を聞いていたフローラが、


「えっ!そんな事ができるの?」


「えっ!すごく便利」


と驚きながら聞いていた。

そしてケイの説明を聞き終わると、


「これがあれば今回みたいに全員に言いに行かなくてもよくなって便利じゃん」


と言った。

全員に言って回っていることを初めて聞いたので詳しく聞くと、閃光の魔女と言われているだけあって色々な所に素早く行けるフローラは、昔から連絡が取れない魔女に連絡する係になっているのだという。

大半の魔女には精霊界にいる魔女の精霊にフローラの精霊を使って精霊界で伝言しておけば良いようなのだが、精霊を使役していない魔女や私のように精霊をずっとそばに出したままの状態にしている魔女などには精霊を使っての連絡が出来ないので直接連絡をしているようだった。

その話をしている際に、


「それにしてもレーナちゃん、使役している精霊を増やしたんだね。しかも全員呼び出したままで帰還させずにいるし、高位の精霊をこれだけ出したままってレーナちゃんの魔力ってどうなっているの?」


と呆れられてしまった。

精霊は召喚時や魔法を使う時に使役者の魔力を使うのはもちろん、現世に居続けるのにも使役者の魔力を使うので、魔力が多い魔女であっても精霊を呼び出し続けているのは一体のみだそうだ。


連絡係も大変なんだからね、と話を締めてから、


「これは魔女会議で話して全員にスマホを持つように言わなきゃ」


とフローラは今度の魔女会議にやる気を見せていた。

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