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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
レーナとフローラ

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182/288

第182話

頼まれた魔道具製作を終えて、数日が経過していた。

その間は特に変わった事もなく家族と過ごしていた。

家族といえば、実は二ヶ月前に実家から帰って来た後に新しい精霊に魔力を与えて使役した。

見た目は小学生の上級生ほどの女の子で名前は、シズク(ウンディーネ)、ミノリ(ノーム)、ホムラ(サラマンドラ)、フウカ(シルフ)と名付けた。

現在はアクア、イル、サラ、シルフィの下で勉強と訓練をさせている。

なぜ新しく精霊を使役したかというと、後々実家の近くに家を買い、そこの管理を任せようかと思っている。

ケイが日本に行けるようになれば、みんなで日本に行く事も増えるだろうし、その場合に実家で泊まるのが厳しくなるだろうと思ったからだ。

恵に相談した際は、


「リビングでも寝る事ができるんだし大丈夫よ」


と言われたがカイトとマリ、あとはフィアメールたちがまきなつプロダクションに行くための拠点にも出来るので新しく家を購入することに決めた。


朝食を終えて食器の片付けをして、アクアとサラと一緒にリビングに行くと、リビングのテーブルでみんなで勉強をしていた。


「ここはこうだよ」


ケイが新しく家族になったシズクたちにイルとシルフィと一緒に算数を教えていた。

新しく家族になったシズクたちは個体差はあるがケイより少し幼い感じなので、ケイは妹たちが出来て嬉しいのかお姉さん風を吹かせて世話を焼いていた。

シズクたちにはケイお姉ちゃんと呼ぶように言っていて、呼ばれる毎にケイは嬉しそうだった。

精霊という事もあり魔力操作は上手く、私が魔力を与えたおかげで強いのだが、知識や常識がないのでそこを中心に教えていっている。

それと並行してメイドとしての仕事も習っているので、見た目小さい子が勉強漬けになっているような雰囲気に私は心配になって本人たちに聞いてみた所、


「大丈夫です、楽しいです!」


「色々な事が出来て楽しい」


「全然問題ないよ」


「いつも面白いよ~」


という言葉が返ってきた。

これについてアクアに聞いてみると、


「今まで浮遊していただけの低級精霊がレーナ様の魔力を与えられて上級精霊になった事で色々な事が出来るようになって嬉しいんですよ。あとは見た目は小さい子ですが上級精霊ですので」


との事だった。


本人たちが楽しいならまぁいいか、と思いながらソファに座る。

アクアがカップに紅茶を淹れてくれたのでそれを飲み、今まで以上に賑やかになった光景を見て私も楽しい気持ちになるのだった。

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