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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
幕間、理依奈パーティとダンジョン探索

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第167話 理依奈視点

お菓子を食べながら飲み物を飲んでいると、


「お、マリたち先に着いてたか」


セーフティエリアから声が聞こえて見てみると、カイトお兄さんを先頭に颯斗、大晴、沙希もセーフティエリアへと入ってきた。


「おつかれさま、こっちに座って休んでね」


マリお姉ちゃんが私たちの隣に椅子とテーブルを出してから、テーブルの上にお菓子を置き、カップを出して飲み物を注ぎ椅子の前に置いた。


「いつもより戦闘が大変で疲れた~」


「補助魔法が無いと全然違ったな」


「おいしい」


颯斗と大晴が澪の強化魔法が無く大変だった事を話し、その隣で沙希が座ってすぐにクッキーを口に含んでいた。


「それで、そっちはどうだった?」


「こっちはモンスターを一体相手に二人で無傷で勝てるようにはなれてきました。あとはダンジョン探索が終わったら魔力制御の練習方法を教えてあげて身体強化魔法を使えるようになれば近接で活躍もできますね」


「なんでマリの戦闘スタイルみたいに育てようとしているんだよ」


「澪ちゃんから今後もメイスでの近接戦闘を教えてくださいって頼まれたんですよ。ねー」


「はい!私もマリさんみたいに戦いたいです!」


ジトーっとした目でカイトお兄さんがマリお姉ちゃんを見ると、マリお姉ちゃんが澪を仲間にして答えていた。


「はぁ~、まぁ後衛が自衛を出来るっていうのは良い事だからいいんだけどね」


そう言ってカイトお兄さんは飲み物を飲み、


「じゃあ次はこっちの方のダンジョン探索だけど、問題なく三人で戦えていたよ。ただ、魔法が無かった分、一戦一戦の時間がかかっていた事で大晴くんへの負担が増えていた感じだね。途中一回だけ戦っている途中で別のモンスターが襲ってくる事もあったしね」


「魔法なしで三人で戦って魔法の大事さを再認識できたよ」


「殲滅力が落ちるとキツイな」


「うまく斬れなかった」


私の攻撃魔法と澪の補助魔法が無かった為、殲滅速度が下がり盾役の大晴に負担が増えたようだね。


「まぁこういう体験をしておけたのは良かったね」


「そうだな、いきなり襲われて補助魔法を使ってる暇がない時とかもあるかもしれないからな」


颯斗と大晴が良い経験が出来たと話しながらお菓子を食べている。


「じゃあ、もうそろそろ休憩を終わろうか」


カイトお兄さんの言葉に頷きカップに残った飲み物を飲み干す。

みんなが椅子から立ち上がると、マリお姉ちゃんが椅子とテーブルを片付けてくれた。


「さて、五階層の転移板まで戻ろうか」


ボスは授業でクリアする事になっているので十階層ではなく、六階層から五階層に戻った所にある転移板に戻る事になっていた。


「戻り道は全員で戦っていこう」


「はい!」


そうして私たちは八階層から七階層へ行く階段へと向かった。

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