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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
幕間、理依奈パーティとダンジョン探索

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第160話 理依奈視点

「カイトお兄さんとマリお姉ちゃんを見たみんなの反応が楽しみだな~」


「みんな驚くだろうね」


私は渋谷探索者ギルドで待ち合わせをしている澪と沙希と大晴の反応を思い浮かべながら颯斗と楽しく話していた。


「ダンジョンに入るまではいいけど入ったら気を引き締めて攻略してね」


「はーい」


「了解です」


「まぁ僕とマリが見てるのでよほどの事がない限り大丈夫ですよ」


「怪我をしたら私が治します」


麗奈お姉ちゃんにやんわりと気をつけるように言われて、その言葉に返事をすると、カイトお兄さんとマリお姉ちゃんがフォローしてくれた。

電車に乗り渋谷に行き、探索者ギルドに到着した。


「友だちはもう来ているの?」

 

「はい、さっき連絡したらもう着いてホールの椅子に座っているって言っていたので入ったらいると思うんですけど」


颯斗がカイトお兄さんの質問に答えている中、私はホールを見回すと、


「あっ!いた!おーい」


澪と沙希と大晴の三人を見つけたので声をかけながら手を振り近づいていくと三人も気づいて手を振ってきた。


「お、きたな、おはよう」


「おはよ~」


「おはよう」


「おっはよー!」


三人が挨拶してきたので挨拶を返してから、私の後をついてきていたカイトお兄さんたちに手を向けて、


「今日、私たちの付き添いをしてくれる、カイトお兄さんとマリお姉ちゃん、それと前に見せた動画で私たちの付き添いをしてくれた麗奈お姉ちゃんです!」


と私は三人に向けて紹介した。

紹介された三人はカイトお兄さんとマリお姉ちゃんを見て固まっていた。

うんうん、思った通り驚いてくれた。

私が三人を見て満足していると、


「今日付き添いするカイト・カザハナです。よろしく」


「マリ・カザハナです。よろしくね」


とカイトお兄さんとマリお姉ちゃんが挨拶をした。

目の前で固まっていた三人が慌てて、


「森下澪です。よろしくお願いします」


「中田沙希です。よろしくお願いします」


「井上大晴です。よろしくお願いします」


と挨拶をして、


「風花麗奈よ、今日はアルタニヤ王国へ行くから渋谷ダンジョンまでみんなで一緒に来たのよ」


最後に麗奈お姉ちゃんが挨拶をすると、


「あの、Sランク探索者のカイトさんとマリさんですか?」


と沙希がおずおずと聞いていた。


「そのカイトとマリだね」


その言葉にカイトお兄さんが返事をしてマリお姉ちゃんも頷いて同意していた。

三人がどういう事?といった感じで私と颯斗を交互に見てきた。


「カイトさんとマリさんは麗奈さんの子供で今は僕たちの家に泊まっているんだ、だから休みの日にダンジョンへの付き添いをお願いしたんだ」


と颯斗が説明してくれたので、


「驚いた?驚いた?」


と私は考えていた通りに驚いている三人が面白くて声をかけた。

すると澪が、

 

「うざい」

 

「痛っ!」


私にゲンコツを食らわせてきた。

私がゲンコツされた場所を手で押さえていると、


「ふふ、楽しそうですね」


そんな私たちを見たマリお姉ちゃんがおかしそうに笑っていた。


「まぁそんな感じだから今日はよろしく」


と再度、カイトお兄さんが言うと、


「「「よろしくお願いします」」」


と三人も改めて言っていた。


「じゃあ、私は先に行くわね、みんなダンジョン探索、気をつけてね」


「はーい、ママまたね~」


「母さん、いってらっしゃい」


「はい、頑張ります」


「は~い、気をつけま~す」


向こうの世界の家に帰る麗奈お姉ちゃんをみんなで見送り、


「じゃあ、ダンジョンに行く準備をしようか」


「「「「はい」」」」

 

とカイトお兄さんが言い、それにみんなで返事をして更衣室へと向かった。

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