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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
王都ラティオンとまきなつ

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154/288

第154話

家に帰った私と恵は買って来たものを片付けた後、夕食に出す予定の煮込みハンバーグの準備を始めていた。


「麗奈、タマネギをみじん切りにしてくれる?」


「はーい、まかせて」


私はタマネギの皮を剥き、まな板に置いてみじん切りにしていった。

隣では恵がボウルにひき肉を入れて薄力粉や塩コショウ、卵などを入れてハンバーグを作る準備をしている。


「タマネギ入れるね」


「どうぞ~」


恵の前にある二つのボウルにみじん切りにしたタマネギを入れて二人で混ぜていく。

人数が多いのでかなりの量になったハンバーグの種をハンバーグとしては小さめに空気を抜きながら成形していく。


「よしっ!全部成形完了!」


かなりの数を作った私は成形が終わったハンバーグの種を見て満足する。


「じゃあ、焼いていきましょうか」


「オッケー」


二つのフライパンを使って焼き目が付くまで焼いていく。

焼けた物を別の皿に置き、フライパンに残った肉汁を大きな鍋に入れていく。

その大きな鍋では恵が薄切りにしたタマネギやキノコをバターで炒める。

炒め終わるとトマトのピューレやウスターソースなどを入れて煮込む為のソースを作っていた。

ソースが出来ると皿によけておいたハンバーグを大きな鍋に入れていき煮込み始めた。


「ソースが出来たし、焼けたハンバーグはそのまま鍋に入れていってね」


「了解」


ハンバーグが焼けたら鍋へ入れるという作業を続け、全部のハンバーグを焼き、鍋に入れる作業が終了した。


「ふぅ、全部焼き終わった」


「おつかれさま」


「ありがとう」


全部を焼き終えた私を労いながら冷たい麦茶を渡してきた恵にお礼を言って麦茶を受け取り一口飲む。


「凄く良い匂いがする~」


私がハンバーグを焼いていた間に帰ってきていた理依奈がキッチンへ来て匂いを嗅いでいた。


「夕食までには煮込み終わるだろうし楽しみにしていてね」


「楽しみ~」


煮込んでいる鍋をサラダやスープを作っている恵に任せて理依奈と一緒にリビングへと向かう。

リビングには浩一以外のみんなが帰ってきており夕食までの間に今から順番にお風呂に入るようだった。


「麗奈、先にお風呂に入るか?」


「今日はこれから連絡がきたら流華と菜摘と一緒に外食してくるから帰ってきてから入る予定」


「えっ!麗奈お姉ちゃん外食するの?」


「フォノンの家に明日帰るから夜一緒に食べようって話になったのよ」


「えー!明日帰るのー!?」


「まぁ私だけなら簡単にこっちと行き来出来るし、またすぐ来るよ」


「へー、そうなんだ」


「カイトとマリはまだここに残るのよね」


「はい、晶さんと初配信に向けて調整しているので」


「それと明日は理依奈ちゃんたちとダンジョンに行く予定です」


カイトが答え、マリがその言葉に補足して、理依奈と向かい合いながら「ねー!」と一緒に言った。


「そういえばそうだったわね、私も今回の帰りはアルタニヤ王国から行く予定だから、ダンジョンまでは一緒に行きましょうか」


「おぉ~!一緒に行きたい!」


と私の言葉に理依奈が嬉しそうにしていた。

すると、スマホが鳴り出し、取って画面を見ると菜摘の名前が表示されていた。

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