第148話
天音の説明が終わり、現在はカメラを使って各々で撮影している。
メイドがカメラを構え、みんなを見ながら椅子に座って紅茶を飲んでいる菜摘と私とクラリーヌを撮り、天音と海凪がカメラを固定で置いてキュリと遊んでいる。
カメラを持ったルガルとバロストはダンス練習をしているフィアメールとサタレアを撮影していた。
「う~ん、ここが上手くいかないのだ」
「少し動きだしが早いですね」
撮影した映像を見ながら動画のダンスと比較して確認をしている。
撮影していたルガルとバロストは渉と話して細かい操作を習っていた。
しばらくして、横にいたクラリーヌにメイドが声をかけた。
メイドの言葉を聞き、クラリーヌが、
「食事の準備が出来たようだから夕食にしましょうか」
とみんなに声をかけた。
「は~い」
「了解なのだ!」
「食事だ~!」
「別の部屋に用意してあるから移動しましょう」
みんなの返事を聞いたクラリーヌが別部屋へと移動するように誘う。
クラリーヌに声をかけたメイドが先頭を歩き食事を頂く部屋へと案内してくれる。
後ろから大勢で喋りながらついていく。
メイドが扉の前で止まり扉を開け、みんなでその中に入って行った。
「好きなところに座ってね」
特に座るところは決めていないようで好きに座っていく。
すると、コース料理になっているらしく、メイドが一品ずつ料理を運んできた。
「どうしよう、マナーとか分からない」
「マナーは気にしなくて大丈夫よ」
渉が食事マナーを気にして言うとクラリーヌが気にしない事を伝えた。
天音と海凪は昨日も一緒に食べたようでマナーは気にせず美味しそうに食べ始めていた。
他の人たちは食事マナーを分かっているようできちんと食べていた。
「フィアちゃんはいつも美味しそうに食べて良いわね」
「美味しいのだ!」
いや、王女のはずのフィアメールはクラリーヌと食べる時はマナーを気にしていないのかモグモグ食べていた。
順番に出された料理を食べていき、最後のデザートを食べて飲み物を飲む。
みんなを見ると最初は緊張していた渉も天音やフィアメールの食べ方を見たおかげか緊張は解けていたようで、みんな満足した表情をしていた。




