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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
みんなとまきなつプロダクション

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137/286

第137話

二階の奥へと流華と一緒に向かうと、扉の前に受付があった。


「ここは購入前の武器の使い心地や弓などの射撃を試せる場所ね」


流華が受付と話すと、入る許可が出たようで一緒に扉から入る。

中に入ると二階と三階で吹き抜けにしてあるようで天井は高くなっており、ガラス張りの壁の向こうには、右側が射撃場になっているようで遠くに的があり、左側は体育館のような作りになっていた。


「受付で購入前の武器と探索者カードを提示する事で使う事が出来るのよ」


そう言いながら右側の扉を開き中に入る。


「右側は射撃場で弓やボーガンなどの試し撃ちができる場所よ、矢は基本的な重さにしているけど先端が柔らかくなっていて壁などを傷つけないようになってるの」


流華が矢を持って渡してきたので触ってみると、きちんと鏃が重くなっているが全体に柔らかい素材で覆っているようで突き刺さったりはしなさそうだ。

射撃場を出て、もう一つの場所に行くと

、広い部屋の床にABCDと書いて四つのエリアに分かれていた。


「左側は売り物の武器を振ってみて上手く扱う事ができるかを確認する事が出来る場所ね。四人が同時にできるようにエリアを四つに分けてあるの、基本的に武器は現品での販売だから試し斬りなどは出来ないし、壁や床や物にぶつける事は禁止にしているわ」


全体を見ると結構な広さがあるので、大物の武器であっても振る事ができそうだ。

流華の説明を聞き終えて部屋から出てエレベーターへ向かう。


「さすが探索者の大手クランね、探索者用品が充実していたわね」


「まぁ、探索者用品は外部の人も買いにくるけどクランメンバーも買うからね、一階の一部店舗と二階、三階は二十四時間営業になってて夜に探索活動をしている人でも買えるようにしているの、夜はエレベーターは使えず階段のみになってるけどね」


「へぇ~、便利ね」


他の人と被らないように夜に探索活動をしている人や昼夜があるダンジョンで夜にしか無い素材採取や夜にしか出ないモンスターの討伐へ行く人にはありがたいだろう。


「探索後の打ち上げにも使えるから便利よ」


話を聞くと、一階の居酒屋で打ち上げをしてから、建物内にあるクランメンバーが使えるカプセル型の休養室で寝る事が出来て便利なのだという。


「だから一階にある店舗は飲み屋が多かったのね」


おしゃれなバーのような雰囲気の店もあったが騒いで飲むのがメインなのだろう。


「ダンジョン探索後は、みんな、戦闘の高揚感で飲んで騒ぎたくなるからね、もちろん探索者以外の人もちゃんと利用できるわよ」


なるほど、と思いながら話をしてエレベーターで一階へと向かった。

エレベーターを降りてフードコートに行き、飲み物を買って椅子に座り休憩する。


「今日は夜どうするの?菜摘を呼んで飲み会する?」


流華が夜の飲み会に誘ってくるが、


「ごめんね、明日は菜摘と朝イチから予定があるから遅くまでは飲めないの」


「あら、そうなのね」


「飲み会は出来ないけど夕食は一緒に食べましょうか」


「そうしましょう」


夕食の約束をし、フードコートで飲み物を飲みながら流華と二人でのんびり話をした。

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