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異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー  作者: 白木夏
みんなとまきなつプロダクション

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120/288

第120話

恵がコンロの上に大きな鍋と水の入った小さな鍋を置き、大きな鍋に油を引き両方のコンロに火をつけた。

その横で私は肉じゃがの材料になる野菜を切っていく。

まずはタマネギの皮を剥いて根元を切り取る。

タマネギを縦に切り四等分にして恵の前にある大きな鍋に入れていく。

次はジャガイモを取り出し、しっかりと洗って土などを落とす。

それから皮を剥き芽を取り除いて、半分に切り、さらに半分に切って一口大にカットする。

最後に、にんじんの皮を剥き、ヘタを切り落として乱切りにしていく。

すべて切り終えて恵の方へ視線を向けた。

恵の前では湯が沸騰した小さな鍋にシラタキが茹でられ、大きな鍋の中にあるタマネギと肉をヘラで混ぜている。


「野菜を切り終えたけど、鍋に入れる?」


「お願い、ついでにこの茹でたシラタキも切って一緒に入れてくれる?」


「了解」


私は恵からシラタキの入った小さな鍋を受け取りザルにあけ食べやすい長さに包丁で切っていく。

切った野菜と切ったシラタキをタマネギと肉を炒めている大きな鍋に入れる。

恵がヘラでしばらく混ぜると全体に火が通ってきたので水を入れてだしの素を加える。

沸騰したら灰汁を取り醤油とみりんを加えて落とし蓋をして弱火にした。


そんな恵の傍らで私はレタスとセクシーダイコンとベーコンを切り大皿に盛っていきクルトンと粉チーズとシーザードレッシングをかけた。


「よし、サラダはこれでいいわね」


そう呟きながら一息つく。


「麗奈、みんな帰ってきたか見て来てくれない?」


肉じゃがの鍋の横で味噌汁を作っている恵がこちらに目を向けながら聞いてきた。


「了解、見て来るね」


返事をしながらリビングへと移動する。

キッチンからリビングに移動すると四人に加え、啓介と晴奈と旭がソファに座っていた。


「三人ともおかえり」


私が挨拶すると、


「麗奈、久しぶり」


「ただいま、麗奈ちゃん、お久しぶり」


「麗奈お姉ちゃん、ただいま」


と三人が挨拶を返して来た。


「お父さんはまだ帰って来てない感じ?」


「親父はまだ帰ってきてないな」


まだ浩一がリビングに居なかったので聞いてみると啓介が答えてくれた。


「了解」


そう言いながらキッチンへ移動する。


「お父さん以外は帰って来たみたい」


私が報告すると、


「あら、お父さんは時間的にもうすぐ帰って来るだろうし魚も焼きましょうか」


と恵が返事をして冷蔵庫から魚の入ったパックを取り出した。

パックから下処理済みのアジを取り出しグリルに並べていく。

塩を振り火を点けてタイマーをセットする。


「後は肉じゃがを煮込むのと魚が焼けるのを待つだけね」


恵が微笑みながらそう言った。


「ただいま~」


リビングの方から浩一の声が聞こえてきて、カイトとマリが浩一に挨拶をしている声が聞こえてきた。

私も挨拶をするためにリビングに移動して、


「お父さんおかえり」


「おお、麗奈もおかえり」


と挨拶を交わした。


「もうすぐご飯できるからね」


私がそう言うと、みんなから分かったと返事が来たのでキッチンへ戻った。

キッチンに着くとグリルの方から魚が焼ける匂いがしてきてもうすぐ完成しそうだった。

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