妖精は微笑む
ダラダラと長々と書くと終わり方がわからなくなるものですね?なので次の章で完結と致しますのでよろしくお願いいたします。
あれからだいぶ時が過ぎた
まずフラン、ユニチカ、ジュリアスの順に話をしていこう。
フランはユニチカの元に戻ると
フランの父が残した手帳を元にとある山に向かったと言う。
そして、ユニチカの力の源になる『偉大なる一粒』を無事に探しだし
ゴールドヒルを再びユニチカの管理する庭園に咲かすことに成功した。
そのお礼に金山の一部をフランはユニチカから貰い、そこから様々な金の装飾品や貴金属を作り出し、《ゴールドヒル商会》として店はフランが亡くなった後も繁栄し続けている。
ユニチカは前述でも記した通り
金脈の妖精王となり、ジュリアスを従者にして
フランの店を陰ながら支えている。
その際、フランから『貴方の名前を是非、私の商会に加えたいが構わないか?』と言われたが、流石に妖精の名前を付けるのは後々面倒だと断り
代わりに『ゴールドヒルを付けることを許す』と許可を得た。
ジュリアスは暖炉の洋館の主を降りた。
屋敷は帰ってきた息子に任せ、ユニチカに付いていった。
ユニチカに付くことを息子は黙って送り出したと後々聞いた。
執事のルーベルさん、それからメイドのアインさんにツバァイさんは息子さんを主人として
尽くしたと。
そんなおとぎ話のような[父、フランの日記]を閉じ、息子ユミル・マホトニーは一息付く。
日記が記す洋館のある森に足を運んだものの
そこには洋館どころか、あったと言う形跡はなかった。
もしかしたら父は長い長い夢の中にいただけなのか?と思うのだが、金脈の一部も父がそこから作り出した数々の装飾品もあるのだから、全ては否定出来なかった。
母も父から何も聞かされてなく、共同経営者のジョセフおじさんも『あの日から怖いくらいに商売が軌道に乗ったんだよ。』と。
[真相はわからないか。まあ、僕が知ったところで父は亡くなってるから確認は無理か。]
そう考えながら、再び日記を捲る。
日記の最後にはこう綴られていた
[妖精は恐ろしいものかと誰しも思うことだろうが、私は違うと断言したい。何故なら、私があったあの妖精は間違いなく私を見て微笑んだのだから]




