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新道を見送り、風呂に入った公一は、何本目かのビールを空けた。
「今日は多いわね。ちょっと飲みすぎじゃない?」
いくら明日が休みだとはいえ、いつもは多くても3本くらいで止めているのに。
食事の後も新道と酒盛りをしており、既に空き缶用のゴミ箱はいっぱいだ。
「まぁ明日は休みだし、へーきへーき」
既に酔っているらしく、口調もいつもと少し違う。
「あまり飲みすぎないでね。私もお風呂に入ってくる。ソファでそのまま寝たらダメよ」
缶を片手にテレビを見ている公一に注意を促し、着替えを持って浴室へと向かうと、腕を掴まれた。
「明日、どこかに行こうか?快気祝いに」
「そうね。早く起きられたら、買い物に行きたいかな」
せっかく髪も切って整えたのだから、また新しい服が欲しい。
公一は「また服か」と小さく笑う。
「そういえば、髪切ったのか?少し短くなったな」
「そう。伸びた分だけね。あとカラーもしたの」
「あぁ。道理でいつもと違う匂いがするわけだ」
抱き寄せて髪に顔を埋めると、小さく深呼吸をする。
「じゃあ取り敢えず明日は早めに起きて……。ショッピングモールにでも行こうか」
「そうね。先に起きたら起こしてね」
一応目覚ましはかけたが、起きられない気しかしない。
公一もそう思ったのか「起きれたらな」とぼやいた。
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翌日、深雪は溜め息を吐きながら、使い終わった食器を洗っていた。
ふと顔を上げると、窓の外には薄暗くなりかけた空が広がっている。
それを見て、再び溜め息を吐く。
「そんなにがっかりするなって。俺だってまさか、こんな時間まで目が覚めないなんて思わなかったんだから」
公一は苦笑いを浮かべ、テレビから流れるニュースを見ている。
画面の左上に表示されている時間は18時27分。
早起きをして買い物に行こうと思っていたのだが、なんと18時まで2人供目を覚まさなかったのだ。
「私だってこんな時間まで眠っていると思わなかったわ」
眠りすぎた為か、頭の芯が痛い。
次の休みには絶対に買い物に連れて行って貰おう。
そして今後、予定のある休みの前の日は絶対にしないと強く決心した。




