第三百四十一話 体験してみた
お読みくださり、ありがとうございます。
本当にあった。
怖い話をしよう。
その昔。
プラダの。
ナイロンバッグが。
流行っておった。
我が家にも。
ひとつある。
母が。
免税店で買った。
ショルダーバッグだ。
亡くなった母から。
譲り受けて。
こき使っていたら。
ファスナーの。
革の持ち手が。
千切れてしまった。
新品の。
ナイロンバッグの。
お値段は。
30万以上……
プラダの。
直営店に。
持ち込めば。
修理の受付を。
してもらえる。
東北に。
直営店は。
なかった……
行かねばならん。
東京へ。
選ばれし者たちが。
集う場所へ……
路面店は。
敷居が。
高すぎる。
銀座三越の。
バッグ売り場に。
突入した。
持ち手以外の。
革にも。
傷があったので。
アクセントに。
使われている。
革の部分を。
全て交換したら。
いくらになるのか。
見積もりを頼んだ。
お値段。
15万円……
持ち手のみの。
交換は。
13,750円だ。
持ち手の。
交換を。
依頼した。
修理には。
1ヶ月半。
かかるそうな。
修理が。
終わったら。
1ヶ月以内に。
取りに行かねばならぬ。
「プラダを着た悪魔」
という映画がある。
プラダの。
お洋服は。
いくらだろう。
Tシャツ。
28万。
ワンピース。
50万以上……
庶民の。
訪れる場所では。
なかった。
良い経験を。
させていただいた。
新幹線の。
グリーン車に。
乗ってみた。
帰りの。
新幹線の。
指定席が。
満席で。
グリーン車の。
空席だけが。
残っていた。
株主優待券を。
使って。
グリーン席を。
確保した。
立ち席を。
回避できて。
良かった……
席が。
広くて。
快適だ。
こうしたゆとりに。
お金を使う人が。
いるのだな。
乗り継ぎの。
特急列車は。
自由席にした。
揺れにくいという。
中央寄りの座席に。
座ってみた。
確かに。
揺れが少ない!
振動音も。
そんなにしない。
空いているので。
隣の席を。
荷物置き場にした。
グリーン車に。
乗らなくても。
これはこれで。
快適だ。
最近の。
自分の。
お金の使い方を。
思い出す。
月餅を。
爆買いした。
身体を。
張らねば。
わからないことが。
ある。
ただ一つ。
言えること。
修理以外で。
プラダに行くことは。
永遠に。
ない。




