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夏菜登場

45話目。

あらすじ

遂にAブロック決勝戦だけど木下の様子が…?

「ではこれからAブロック最終戦を開始致します!両者前へ!」

「スーハー……ふぅ」

(愛花やっぱり緊張するか?)

「うん…ちょっとね…あ、木下くん」



すると前から対戦相手の木下がやって来た。

「木下くんお互い我慢ばろうね♪」

「…………」

「木下くん?」

だけど木下君は俯いて返事をしなかった。




(愛花俺と代われ)

すると夏菜が急に変われと言い出した。

「夏菜?急にどうしたの?」




(いいから早…)

「ではこれから試合を開始致します!両者構え…試合開始!」

だが夏菜が催促する前に試合開始の合図がなってしまった。

すると試合開始と同時に木下君に動きがあった。




「グァァァァ!!!」

「っ!?嘘!?」

木下君は物凄いスピードでこちらへ走って来て手に持ったナイフで攻撃してきた。



「『ソードバリア!!』」

愛花は咄嗟にソードバリアを使い木下君のナイフを防いだ。

そして1度距離を取り体制を立て直そうとしたのだが…


「グラァァ!!」

なんと木下はナイフ投げ捨てそのまま拳で殴って来た。

予想外の木下の行動に愛佳は一瞬反応が遅れたが…

(愛花守れ!)



夏菜のフォローにより愛花はすぐさま腕をクロスさせ木下の拳を受け止めたが…

「きゃぁ!!」



予想以上の力で殴られた愛花はその場で踏ん張れず後ろへ吹っ飛んでしまう。



だが結果的に愛花は木下との距離を話すことができ、その隙に愛花はメガネを取り夏菜と変わろうとしたのだがそこである異変に気づく。



「あれ?」

(どうした愛花!?早くメガネを取って俺と代われ!)



「腕が…動かない!!」

(何!?)



「……ダメやっぱり動かない!」

愛花は必死に腕を動かそうとするが腕に力が入らずメガネを取る事が出来ない。



(愛花!5分…いや3分だけもたせろ!)

「え!?夏菜!ちょっと夏菜ったら!」

そう言ったきり夏菜は何も喋らず何かに集中していた。



「もう…何するかぐらい言ってよ……3分でいいんだよね」

そう言って愛花は今一度目の前の木下に目を向けた。



「フゥゥゥ!!フゥゥゥ!!」

「やっぱり様子がおかしい……それに」

愛花は痺れている自分の腕を見た。



「あの痺れ多分木下くんの攻撃のせいだ…なんの能力かは分からないけど木下くんの攻撃にあったらまずい…」

そう思い愛花はより一層木下の行動に注意を置いた。



「ぐ…グァァァ!!!」

そして木下は大きな叫び声を上げた後木下は先程の様に愛花に向かって攻撃をしかけた。



だが愛花はそれを横へ避けた。

「さっきは少し驚いたけどそんな一直線の攻撃なんて当たらないよ」



この世界に来てから運動神経が普通の女の子並みになったみたいだけど動体視力は変わってない。



ましてさっきの木下君の攻撃位なら今の私でも避けれる。

「でも1回でも当たったら終わりなんだよね…」



木下君のあの痺れる攻撃…恐らくスキルかなにかだと思うのだけど。



「グァァァ!!!」

すると木下はまた先程と同じようにあいかに向かって走り拳を振り下ろすがこれもまた先程と同じように愛花は横に避けた。



「グラァ!」

「っ!」

だがさすがに木下も学習したのか拳だけではなく今度は蹴りも使って愛花に攻撃を当てようとする。


そして愛花は迫り来る蹴りを反射的に腕で守ろうとしたが。

「っ!腕使えないんだった!」



元々愛花は避けるよりも腕などで攻撃を受け止めたり受け流したりするやり方を好んでいる、なので父と試合をする時もそして今も愛花は腕で守ろうとした。



だが今の愛花は木下の攻撃で腕が使えない…だが目の前にはもう既に木下君の拳が迫っている。

(ここまでかな…ごめん夏菜持ち堪えられなかった…)


この攻撃を食らったらおそらくまたあの謎の痺れが愛花を襲うだろう…もしそうなったら今度は身体も動かせなくなり仮に夏菜が来ても勝ち目はない。



「……あれ?」

だがそこで愛花はいつまでも来ない衝撃に違和感を覚えうっすらと目を開けると…

「…嘘」

「いいや嘘じゃねぇぜ良く持ちこたえたな愛花…後は俺に任せな」



そこには私とよく似たでも私よりも全然かっこいい女の人が木下くんの蹴りを受け止めていた。

「なつ…な?」

「おう♪待たせたな」

「グラァ!」

「っと…感動再開なんだから邪魔すんじゃねぇよ」




そう言って夏菜はお返しとばかりに脚に闘気を纏わせて木下くんを蹴り飛ばした。

「ふぅ…やっぱり自分の身体が一番だな♪」



自分の身体…という事はやっぱりあれが本当の夏菜の姿なんだ…

肩までかかった綺麗な茶髪、炎のように燃える赤い瞳、そして無駄のない引き締まった身体。



「カッコイイ…」

私は気づけこんな状態にもかかわらずそんな呑気なことを言っていた。



「さて、愛花が俺に見惚れとれてるところ悪いがマジで時間ないから終わらせてもらうぞ?」

「み、見惚れてないよ!」

「そうか、なら今から見惚れさせてやるよ!」



そう言って夏菜は木下君に向かって走り出した。




Aブロックで少し手間取りすぎですよね…多少強引でもあと2、3話ぐらいで終わらせたいです

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