非日常4
43話目♪
少し書き方とかを変えてみました。
何か見にくいなとか変だなとかあったら教えてくれると有難いです♪
目の前には4匹のゴブリンがこちらを警戒している、まぁそれもそうだろうなんせ余裕で殺せると思っていた相手が自分の仲間をいとも簡単に殺してしまったのだから。
(良かった夏菜の言ってた通りになって)
「だな…賭けはこっちの勝ちってわけだ♪」
(体の調子はどう?)
私がそう言うと夏菜は腕をぐるぐる回したり屈伸したりして体の調子を確かめた。
「問題ねぇ、むしろ良すぎるぐらいだ」
(良かった…でもよく私のメガネが入れ替わる鍵だってわかったね?)
「あぁそれは……ッと!」
すると夏菜が話しているのを好機と見たのか警戒していたゴブリンのうちの一体がこちらに向かってきて棍棒を振り回した。
だけどそれを夏菜はスラリと避け…
「丁度いい試させてもらうぜ!…『闘気!!』」
すると体の周りに半透明のオーラが現れた。
「へぇ…これはすげな♪」
「キギ!?」
そして夏菜の変化に気づき危機を感じたゴブリンは急いで夏菜から離れようとしたが…
ガシ!
「ギーギー!」
「はは♪…逃がすと思ったか?」
そう言って夏菜はゴブリンの首を掴みそして…
「おらァァ!!飛べぇぇぇぇ!!!」
「ギィィィィ!?」
夏菜は思いっきり掴んだゴブリンをはるか上空へ投げ出した。
「ふぅ…残り3匹」
(夏菜これは?…魔力…では無いみたいだけど)
「ん?これか?これは『闘気』つってこれを纏うと力が強くなったり速くなったり硬くなったりするんだよ…まぁ
細けぇ事は俺もよく分かんねぇけど」
(『闘気』か…でも悪いものは感じないし今はゴブリンを倒す事が先決だよね)
「あぁ!…ちゃっちゃと終わらせて雫を助けねぇとな!」
そう言うと夏菜は残りのゴブリン達に向かって走り出した。
するとそれに反応してかゴブリン達は…
「ギ!?キギ!ギギギ!」
「ギー!キギ!」
「キギ!ギー!」
と、数秒話し合いのようなものをしたあと2匹のゴブリンがこちらに向かい残った弓矢のゴブリンが先程のように木の上に登りだした。
だが夏菜はそれを見逃さず近くにあった手頃な石を手に持ち…
「そぉぉれ!」
それを弓のゴブリンに向かって思いっきり投げた。
「グギャァァ!?」
そしてそれは見事ゴブリンに命中しゴブリンは木から落下した。
だが落下したゴブリンは「グ…グギギ…」とうめき声をあげそして息絶えた。
「これで3匹目…」
そして夏菜は再度目の前にいる2匹のゴブリンに目を向ける。
「さぁて残り2体…時間もねぇし一気に終わらすか」
そう言って夏菜は新たに構えゴブリンたちを迎え撃とうとしたのだが…
「ん?」
「ギギ…」
「ギー…」
と弓ゴブリンが無力化され不利を悟ったのか先ほどまでの勢いは消えむしろ少しずつ後退しているように見えた。
そしてある程度後退し夏菜との距離が離れた瞬間…
「ギギ‼︎!」
「ギギ!」
ゴブリンたちは負けを悟ったのか急いで逃げていった。
「…逃げたか 」
そう言って夏菜はゴブリン達が森の奥に姿を消すまで目を離さずに言った。
そしてゴブリン達が完全に姿を消すと夏菜は急いで雫達の元へ行き…
「大丈夫か?雫」
と声をかけた。
「うん…奈緒ちゃんが傷を癒してくれてたからなんとかね…」
「そうかでも一応診てもらった方がいいと思うしそろそろ帰還しようかと思うんだが…それでいいよな?」
そう言うと雫、奈緒、日向の三人は揃って頭を縦に振った。
「よし、ならさっさと行こうぜ…雫はまだ上手く歩けねぇと思うから俺が運んでやるよ…」
「え?…きゃあ!?」
そう言うと夏菜は雫の首と太もも辺りに腕を入れてそのまま持ち上げた…俗に言うお姫様抱っこという奴だ。
そして人生初のお姫様抱っこを経験した雫は
「ちょ…ちょっと愛花ちゃん!」
と顔を赤らめ…
お姫様抱っこをしている夏菜は
「はは!雫、ちゃんと飯食ってんのか?すげぇ軽いぞ?」
と、笑いながら言っていた。
そしてそれを見ていた日向と奈緒は…
「「なにこの尊い空間…」」
と言いとても良い笑顔を二人に向けていた。
そしてそのまま夏菜は雫を抱っこし抱っこされた雫は顔を
赤らめその二人を笑顔で見守らながら帰還すると言う
まか不思議な光景が出来ていた。
――――――――――――――――――――――――――
ザッザッザと草むらを掻き分けながらゴブリン達は必死に逃げる。
「ギギ!ガガガ!?」
「ギ!ギギ!」
ゴブリン達が逃げているとそこに一人の女が現れた。
「まさかあそこから逆転しちゃうなんてねぇ〜」
整った顔立ち、赤く長い髪、そしてどんな男でも虜にできるであろう身体。
魔物が出る森には場違いな女……メロンがそこに居た。
「しかも逃げた魔物を無理に追わず負傷した仲間を優先する人間性…ますます気に入っちゃった♪」
「ギギ?」
「ギギ!」
突如として現れた謎の美女にゴブリン達は最初は警戒したものの身なりを見て警戒を解き女を餌と認識した。
だが女はゴブリンの事など見向きもせず...
「ご褒美は何がいいかしら?……男の子のグループだったら楽だったんだけど…」
と、目の前のゴブリンなど脅威にすら思ってないように言った。
「うーん…やっぱりここは無難にお金かしら?……うんそうしましょうご褒美は3日間の休日とお金に決定ね♪」
そんなメロンの様子にゴブリン達は自分たちが舐められてると思ったのか……
「ギギー!」
「ギギギ!」
と、威嚇をしながらメロンに向かって行こうとした瞬間…
ボン!
と、大きな音がなった。
「ギギ?」
そんな大きな音にゴブリンは何事かと周りを見渡すと……
「ぎ?……ギギガ!?」
隣にいたゴブリンの頭が無くなっていた。
一体いつ!?どうやって!?ゴブリンは必死に考えそしてある考えに至った。
もしかしてこの無害そうな女が…?いや先程無害そうな女から逃げて来たのだ、この女が無害だという保証はない!むしろ仲間がやられた原因はこの状況ではこの女しか考えられない!
生命の危機に脅かされたゴブリンはいつもの倍以上の頭の回転を見せすぐさま目の前の女を餌から脅威な存在へと
認識を改めた。
そしてすぐさま目の前の脅威から逃げるため、後ろを振り返り全力で逃げ出した。
「ギ…ギギ!!」
「あら?ゴブリンにしては頭がいいのね…でもちょっと遅かったわね」
ボン!
大きな破裂音がしたあと逃げていたゴブリンの頭部は小さな爆発を起こし頭部は消し飛んでいた。
「…さてこっちの駆除は完了したけど…」
そう言うとメロンの後ろに白いローブを着た人が数人あらわれた。
「メロン隊長、こちらAグールプのゴブリン駆除及び勇者たちの監視完了しました」
「こちらBグールプAに同じです」
「こちらCグールプこちらもAに同じ」
「そう…ご苦労さま♪どうだった他のみんなは?」
そう言うと白ローブの人たち少し言いにくそうに…
「正直ダメダメでしたね…あれじゃまだ星1冒険者に頼んだ方がマシです」
「私の方も同じような感じでした」
「自分です…」
と言った。
「まぁ最初そんなもんよ、私も最初からできるとは思ってなかったし」
「はぁ…」
「明日からの訓練は魔物を使ってみようかしら」
「大丈夫ですか?トラウマになったりしません?」
と、白ローブの1人が言うと
「その時はその時よ……まぁとりあえず状況はわかったから貴方達は先に戻ってていいわよ」
「「「はっ!」」」
「ふぅ、じゃあ私も愛花達を誘導してこないと…」
そしてその後メロンは愛花達と無事合流できてクラスのみんながいる所まで案内した。
余談だがこの後雫は医務室に連れてかれ足になんの後遺症もなく無事に治った。
そのあとメロンは愛花達に3日間の休日と銀貨8枚のご褒美をあげ、それ以外の皆にはより一層厳しい訓練が課せられた。
だが予想外だったのは訓練が厳しくなるのにもかかわらずみんなは嫌な顔一つせずに訓練に励んでいたことだ。
恐らく魔物との戦闘で惨敗したのがショックだったのだろう。
だがそれを見たメロンは…
「予想以上ね♪これなら魔王が来てもこの国は守れそう♪」
と嬉しそうに言っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして色々あったがとうとう模擬戦当日になり専用の観客席に勇者たちを教えていた師匠5人の影があった。
「さて模擬戦当日になったけどそっちの調子はどう?」
「こっちは準備万端だぜそっちこそどうなんだ?メロンの姉御」
「こっちも準備万端よ♪それこそウチから優勝者が出るくらいにはね♪」
「へぇ…すごい自信だね」
「えぇ♪もしかしたら貴方のとこの勇者にも勝っちゃんじゃないかしら?」
「……なら試してみるかい?模擬戦最終日のAブロック優勝者対Bブロックの優勝者が戦う最終戦…そこで決着をつけようか」
「あらそれは面白そうね♪」
「おいおいちょっと待てよアルフレッド」
「なんだいグラトニー?」
「黙って話を聞いてればてめぇの所の大吾が勝つみたいな言い草だな?Bブロックにはうちのアリスがいるんだぞ?」
「そんな事言ったらワシんとこの中村だっているぞ?」
「「「「「…………」」」」」
と、5人で火花を散らした。
するとアルフレッドが…
「勝った方が負けた4人になんでも好きな命令をできる……」
そう言うとほかの4人は
「「「「異議なし!」」」」
そう言って5人は獰猛に笑った。
これで愛花サイド終わりです♪
次からまた元に戻って模擬戦編です




