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非日常1

40話目です♪

週一で投稿してたのにとうとうこんなに時間が…



誤字修正

吉村ちゃん→吉岡ちゃん

(おい愛花いつになったら俺を出してくれるんだよ)

頭の中にこんな声が響くようになったのはいつからだろう…

(もし愛花が正気を失っても俺がどうにかしたやるから安心しろよな♪)

確か…小学校に入ったあたりからたまにこの声が頭に響いてくる…



ある時は学校の授業中

(なぁなぁ愛花ーつまんねぇー誰か俺と喧嘩する奴はいねぇのかな…)

そしてある時は体育の時

(あはは♪やっぱり体を動かすのは気持いいな!…でもやっぱりなんか物足りねぇ)

だけど一番声が響くのは…



「はぁ! 「せいや!」」

(かぁー!やっぱりこれだよ!これ!)

私のお父さんとお母さんが開いている道場『鬼神流』のお稽古をしている時だ。

この時は必ずと言っていいほど頭の中に現れる…しかも凄く声がでかい。

「それまで!」

お父さんが言った。



「ありがとうございました!」

「愛花今日もなかなか良かったぞ」

(俺もなかなか良かったと思うぜ)

「ありがとう♪」

「愛花最近学校はどうだ?」

突然お父さんが私に学校の事を聞いてくる。

「別に普通だけど…急にどうしたの?」

「いや、なんだか最近愛花の様子がおかしいと思ってな…たまに1人でブツブツ喋ってたりしてる事もあるし少し心配になってな…」



うーん多分それはこの声のせいだと思うけど…話しても信じてくれないよね…

「い、いや本当に何も無いから心配しないで♪」

だから私はこの声の事を言わない事にした。

「そ、そうか…」

お父さんも分かってくれたみたい。

そして私は何事もなく中学生になった。

その頃になるともう私はこの声とうまく付き合うことが出来てきてお父さんやお母さんにも心配される事は無くなった。



ただ最近この声が頭の中に現れる頻度が高くなって来た。

最初はお稽古中に1回出てくるだけだったのに私が大きくなるにつれ授業中やお風呂、休日にも出てくるようになって来てそしてとうとう今では一日中私の頭のにいる。

もちろん最初は鬱陶しいかったけどそれも慣れて今では私のかけがえのない存在になっている。

そしてとうとうあの事件が起きた。

今思えばあの声も少し様子がおかしかった気がする…



(愛花…)

「ん?どうしたの?」

(…なんか変な感じが…いややっぱり何でもねぇ)

「…変なの」

(………)

学校の登校中頭の中の声の様子がおかしかったけど私はあまり気にせずそのまま学校に行った。





そして私は何事も無く学校に到着しクラスのみんながいる教室に入った。


〜〜〜ガラガラガラ〜〜〜


「あ、愛花ちゃんおはよう」

「愛花ちゃんおはー」

「吉岡ちゃん、花満ちゃんおはよう♪」

扉を開けて中に入るとそこには私の同(・)士(・)の吉岡ちゃんと花満さんが居た。

「ねぇねぇ愛花聞いてよ〜♪」

「ん〜なぁに?」

そしてそれは突然起きた。



(…!?愛花!)

急に頭の中の声が大きな声で私を呼んだ。

「え!どうしたの?」

こんな事は初めてだったのでみんながいる前で驚いてしまいつい返事をしてしまった。

内心私は「やっちゃった…」と思ったが以外にも花満ちゃん達は何も言って来ない…

一体どうしたのだろうと花満ちゃん達を見てみるとそこで違和感に気づいた。



「あれ…ここは」

気づいたら私達は見知らぬ場所に居た。

「花満ちゃん!吉岡ちゃん!大丈夫!?」

とりあえず近くにいた花満ちゃん達の安否を確認する。

「う、うん私は大丈夫」

「私も大丈夫だよ…愛花ちゃんは?」

「私は…ん?」

花満ちゃんに言われ私はやっと気づいた…

(体が少し重い…)

(愛花…愛花聞こえるか?)

すると聞き慣れたあの声が頭に響く。

(うん聞こえるよ…)

(そうか…なにか体に変化はないか?)

(それが少し体が重いの)

(やっぱり…)

(なにか心当たりがあるの?)

(いや、なんと言うか俺、今凄く調子がいいんだよ…だから愛花にもなにか影響があるかと思ってな)



調子がいい…てかこの声に調子がいいとかあるのかな?

そもそも今更だけどこの声ってなんなんだろ名前とかないのかな?

「愛花ちゃん大丈夫?やっぱりどこか調子が悪いの?」

「う、ううん大丈夫だよ」

返事をせず黙っている愛花を心配に思い花満ちゃん達が言った。

「それよりもここはどこ…「「「異世界!!!」」」ッッッ!?」



ここはどこだろうと花満ちゃん達に聞こうとした時急に大きな声がした。

声の方向を見てみるとそこには神島大吾(かみしまだいご)君、中村慎二(なかむらしんじ)君、そして私達と同じ志を持っているという情報がある城島信(きじまのぶ)君の3人がいた。

(愛花奥から誰か来る…)

「え…?」



すると奥から銀色の鎧を着た騎士みたいな人が来て、

「静粛に!ザール王が仰せになられたぞ!」

と、大声で言った。

そしてその後また奥から人が1人出てきた。

今度は鎧を着ていなくその代わり頭に王冠をかぶり赤いマントを羽織ったザ・王様みたいな人が出てきた、多分あれがあの人が言ってたザール王って人なんだと思う。



そしてそれから私達はザール王様のお話を聞いた。

どうやらここは地球ではなくどこか別の世界らしい。

そして私達は魔王を倒すため地球から召喚された勇者らしい。

そしてとても大事な事…ザール王様が言うに私達は地球に戻ることが出来ないらしい…

それを聞いたみんなは物凄く怒ってたけどザール王様が

お金を沢山くれると言った瞬間みんなやる気になった。

私?…私は正直あまり乗り気じゃないけど…



(なぁなぁ愛花!こんな機会めったにねぇよ!やろうぜ!)

と、頭の中の声はめちゃくちゃ乗り気でした。

まぁ確かに地球に戻る手段が無いのならこのまま居るしかないし…しょうがないかな。

そしてこの日から私達の非日常が始まった。






愛花視点はまだ少し続く予定です♪

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