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模擬戦開始!

38話目♪

やっと模擬戦が始まった…Aブロックはあんまり書く予定は無くすぐにBブロックの話を書く予定ですw

騎士さんに呼ばれた人達が部屋を出た後僕は師匠にある事を聞いた。

「師匠、思ったんだけどまさか4試合同時にやるつもり?」

流石にあれだけ呼んで1試合ずつと言うのは無いだろう…

「あぁ、流石にこの人数で1試合ずつやったら時間がかかりすぎるからな」

まぁ確かにそうだ…でも大丈夫かな、確かに広さ的には4試合同時にやる広さはある…だが

「4試合同時にやったら邪魔になっちゃわない?」

4試合同時にやるという事は対戦相手以外の人の攻撃やその人自体が意図せず自分との戦闘に入ってくる可能性があるという事だ…

「まぁ普通にやったら邪魔だなぁ」

「普通に?…やっぱりあの闘技場になにか仕込んでるでしょ?」

「まぁな、だがそれは試合が始まってからのお楽しみだ♪」

「まぁ師匠の事だからあまり心配はしてないけど…」

そう言って僕は模擬戦が始まるのを待った。





そしてそれから数分…

「あーあーテストーテストー…よし大丈夫かな…さて!

大変お待たせしました!これよりザール王様主催の模擬戦を開始いたします!司会と実況は昨日の決闘に続きましてレーヌが努めさせていただきます!」

そう言うと会場会場からぱちぱちと拍手をする音が聞こえた。

「ありがとうございます…ではまずザール王様から一言」

そう言うと闘技場の出入口から2人の人影が現れた。

まず一人目はさっきレーヌさんも言っていたがザール王様…そしてもう1人はザール王様の護衛についているアルフレッドさん。

「うむ、紹介にあずかったラスノア王国18代目国王ザール・レストである」

そしてザール王様はその後10分くらい話をして最後に

「ではこれより勇者達による模擬戦を始める!」

そう言うと割れんばかりの拍手が会場に響いた。

そしてそのままザール王様は出入口に向かって歩いていった。



そしてザール王様と入れ替わるように出入口からさっき

名前を呼ばれた花満さんたちが出てきた。

「ではこれから模擬戦を行います、選手の皆さん位置についてください!」

レーヌさんがそう言うと愛花さん、大下さんは 闘技場の

左上に、

花満さん 、末岡さんは闘技場の右上にそして田中さん、

北島さんは左下に最後に木下さん、山村さんは右下に向かった。

「皆さん位置に着いたようですね…ではルールを簡単に説明致します試合時間は30分、どちらかが戦闘不能または降参をすれば戦闘終了です、武器魔法何でもありで、選手の皆さんには『慈愛の首飾り』と言う物が付けられており命の心配はありません、そしてもし30分以内に勝負が決まらない場合はダメージが多い選手の判定負けとなります以上がこの模擬戦のルールです!では『障壁型魔方陣』展開!」

そう言うと闘技場に大きな十字線が現れた。





「なるほど…『障壁型魔方陣』を十字形にして闘技場に設置したんだ」

「あぁ、これなら誰にも邪魔されず同時に4試合出来るぜ」

確かにこれなら大丈夫かな…

「でも師匠って『障壁型魔方陣』使えたんだね?」

「いや、あれをやったのは俺じゃねぇよ」

「え…じゃあ誰が?」

と言うと隣にいた中村が

「あれをやったのは僕ですよ」

と、言った。

え…まじ?あれ中村がやったの?



あんなでかい『魔方陣』を作れるなんて…多分僕じゃあんなにデカイのは作れないな…

説明し忘れていたが『障壁型魔方陣』とは簡単に言えばバリアだ。

使い方は僕が人体錬成をする時と同じような感じで『障壁型魔方陣』の魔方陣を地面に書くだけ、それだけで『障壁型魔方陣』は完成する。

と言ってもあれと同じものを作れをやれと言われたら多分僕じゃ無理だ。

と言うのも『障壁魔方陣』は魔法陣の範囲や強度で難易度が変わる。

一般的な魔法使いが『障壁型魔方陣』使ったらせいぜい5m

ぐらいだ、だが中村はその何十倍の広さがあるであろう闘技場に『障壁型魔方陣』を設置したのだ。



「さすが賢者…すごいね…」

「だな…これなら俺も楽しめそうだ」

そう言って師匠は獰猛に笑った。

「そうですか…僕は逆に不安で仕方がないです…はぁ」

そして反対に中村は大きく溜息をつきながら不満そうな顔をしていた…まぁ気持ちはわからなくもないけど。

「おいそんな事よりもそろそろ試合が始まるみたいだぞ」

と、今まで会話に参加しなかった大吾が言った。

「ほんとだ…」

僕は視線をまた闘技場に戻すももう既に戦っているひとがまで居た。





「おらぁ!」

「きゃっ!」

今僕達が観ているのは闘技場ではなく空中に映ってある4つの映像だ。

どうやら戦いの様子をリアルタイムで流してくれているみたいで僕達は今そのうちの一つ愛花VS大下の試合を見ている。

ちなみに愛花さんは花満さんたちととても仲が良くいつもぐるぐるメガネが特徴で花満さん達と何かを話している姿を見かける。職業は治療師と言う後衛職で武器は杖



そして大下はあの吉村のグループの1人で職業は戦士…

言わずもがな前衛職だ、武器は大剣。

そして今大下が愛花さんに向かって大剣を振りかぶってそれを愛花さんはギリギリで避けたって感じだ。

「これは…不味いかな」

「確かに…愛花さんが不利過ぎますね」

「AブロックBブロックに別れたつっても多少の有利不利はあるって事か」

愛花さん大丈夫かな…大下は吉村とつるんでるだけあってあまりいい噂は聞かないし『慈愛の首飾り』があるから命の危険はないと思うけど…








「ちっ…ちょこまかと!」

私の名前は窓目愛花(まどめあいか)今現在目の前にいる大剣を振り回している大下くんの対戦相手です…

「おらぁ!」

「っ『ソードバリア』!」

私は迫り来る大剣に向かって斬撃系の攻撃に高い防御力を誇る『ソードバリア』を展開しなんとか防ぎその間にまた大下君と距離を開けます。

「ちっクソが!」

「なんとか戦えてるかな…」

ですがこのままではジリ貧です…でも私には大下君を倒せるような技なんて持ってません…一体どうしたら。

(おいおい…いつまでそうしてるつもりだよ愛花)

すると()()()()()()()私の頭の中に強気な女の人の声が聞こえます。



(あんな奴『オレ』が出ればすぐに終わるぜ?)

「ダメです、1人の時ならまだしもみんなが見ているところであなたを出したら…」

(はしたない姿で恥ずかしいってか?…女子かよ!)

「女子ですよ!」

「何ブツブツ言ってんだ!」

するとまた大下君は私に向かって大剣を振りかざした。

「『ソードバリア!』」

そして私もその攻撃を『ソードバリア』で防ぐ。

「よし、これで」

防いだ…そう思っていましたが…

「は!何度も同じ手が通用するかよ!『衝撃波!』」

「っ!しまっ…きゃあ!」

な、なんで攻撃が…

「なんで攻撃が通ったか…か?」

っ!?…いえ、なんで攻撃をが通ったのかはだいたい予想ができます。



『ソードバリア』はさっきも言ったように斬撃系の攻撃に高い防御力を誇るスキルだ…ではそれ以外では?

「…『衝撃波』ですか」

『衝撃波』…確か武器を振りその衝撃で相手に攻撃をするスキル…このスキルは攻撃力が高ければ高いほど威力が上がり前衛職の大下君が使ったらなかなかの攻撃力を誇る。

「正解♪」

そしてこのスキルは斬撃系の攻撃では無い…つまり、私の『ソードバリア』では防げないのだ。

「ふはは!これで終わりだ!『衝撃波』!」

大下君が私に止めを刺そうとしています、しかもご丁寧に『ソードバリア』では防げない『衝撃波』を使って…



「はぁ…ここまでかぁ」

(まぁ後衛職…しかも治療師のお前が前衛職相手によく戦ったほうじゃねぇか?)

私の頭の中でまた声が響く。

「そうですかね?」

(あぁお前はよく頑張ったよ)

そしてとうとう目の前まで大下君の『衝撃波』が迫ってくる。

「やっぱり貴方に頼るしかないんですね」

(はは♪やっとその気になったか!)

私がそう言うと頭の中の声は嬉しそうに言った。

「でも出来るだけ派手にしないでくださいね?」

(おう!出来るだけな!)

…あ、これはダメですね。

「はぁ…じゃあ、あとはよろしくお願いします…」

(あぁ、あとはこの『俺』に任せとけ!)

そうして私はアイデンティティであるぐるぐるメガネを

外し()()()を解放した…

それと同時に『衝撃波』が私に直撃した。





「これは勝負ありましたかね?」

大下と愛花さんの試合を見て隣の中村はそう言った。

でも僕はあまりそう思わないんだよねぇ。

「うーん」

「どうかしましたか?」

「いや、なんか違和感っていうか…愛花さんまだ何か隠してるような気がしてさ」

「信も気がついたか?」

もってことは…

「大吾も?」

「あぁ、なんて言うかまだ目が死んでなかった…」

「うん、それにあの最後の仕草…」

なんであそこでメガネを外したんだろう…

「メガネを外した理由が気になる?」

と、僕が考えていると後から声がしたので振り向くと…

「奈緒さん」

そこには風紀員の鈴木奈緒さんがいた。



「やっぱりメガネを外したのに理由があるの?」

「えぇ、みんなは多重人格って知ってるよね?」

確かに1人の人に複数の人格が宿ってる人の事だっけ?

でも急になんでそんな話を…

「「「…あ」」」」

どうやら他のふたりも気づいたみたいだ。

「お、気づいたかな?そう、愛花ちゃんは多重人格なの…て言っても私もこっちの世界に来て初めて気づいたんだけどね♪」

「それで、メガネを外すと愛花さんはそのもうひとつの人格に変わるってことですか?」

「中村君正解♪」

でもいくら人格が変わったって強くなる訳じゃないと思うけど…



「でもそれで強くなんのかよ?」

どうやら大吾も同じことを思ってたらしくその事を奈緒さんに聞いた。

「ふふ♪それは見てもらった方が早いかな?」

そう言って奈緒さんは空中に映し出されている映像を指さした。

そこには大下の攻撃でできた煙が今まさに晴れていくところだった。

そしてそこ立っていたのは赤い輝く瞳をした腕をクロスして大下の攻撃に耐えきった愛花さんだった。



「マジかよ…」

「凄いですねあれをもろに受けて耐えたんですか…」

と、大吾と中村が驚いていた。

そして僕も目の前の光景に驚きを隠せなかった…なぜなら

「メガネを外した愛花さんめちゃくちゃ可愛くない?」

ぐるぐるメガネをとった愛華さんがめちゃくちゃ可愛かったからだ。








多重人格系キャラ可愛いですよねw

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