親衛隊の任務
34話♪
いつの間にかこんなに日にちが空いてしまった…
これは黒龍とアリスがイチャイチャする少し前の出来事。
ここはお城にある部屋の1つ…いつもは花道さんの一人部屋なのだが今ここには3人の女の子が集まってる。
1人目はこの部屋で寝泊まりしているクラスのまとめ役
「花満薫」
そして
「花満ちゃんいよいよだね…」
2人目花道さんの親友であり花満薫率いるYMI親衛隊の副隊長である「吉岡愛華」
「こっちは準備OKだよ♪〜」
そして手に小型の水晶を持っているこの娘が、風紀委員の爆乳女神「芹沢奈緒」
なぜこの3人が花満さんの部屋に集まっているかというと…
「じゃあ改めて作戦の確認をするねでも…と言っても単純な奴だからそんな難しく考える必要ないけどね♪」
そう言うと吉岡さんと奈緒さんは頷いた。
「まず私のスキル『隠密』でみんなの気配を消してその
ままアリスちゃん達の部屋に侵入するんだけどこの『隠密』はスキルをかける人が多ければ多いほど魔力を使うの
、だから…」
そう言って花満は吉岡を見た。
「ヒーラのわたしが花満ちゃんの魔力を回復させればいいんだね♪」
「そういう事♪そうすれば吉岡ちゃんの魔力が続く限り私がみんなに『隠密』をかけられるからね♪」
「そしてその間にこの『アイテム使い』たる私がこれを使って撮影すればいいんだね」
これと言うのは今奈緒が持っている水晶の事だ。
これは『記録水晶』と言う道具でこの世界のビデオカメラの様な物でこれを使いアリス達を撮影しようとしているらしい。
だがこの『記録水晶』、実は元の世界のビデオカメラと比べてとても画質が悪い、そこで『アイテム使い』の出番だ。
この『アイテム使い』はその名の通りアイテムを使う職業である、それだけ聞いたら 使えない職業に聞こえるが案外そうではない。
実は『アイテム使い』とは使ったアイテムに補正が掛かるのだ。
例えば『アイテム使い』が回復役を使ったとしよう、するとそれは普通の人が使った時よりも強力な効果を得ることが出来る。
と…言った感じで『アイテム使い』別に使いない職業と言う訳ではなくむしろ使い方によってはとても強力な職業だ。
そしてもし『アイテム使い』がその『記録水晶』を使うとどうなるか…それは…
「いやぁ本当に奈緒ちゃんが『アイテム使い』で良かったよ♪画質が悪い『記録水晶』も奈緒ちゃんが使えばすごく綺麗にに映るんだもん」
画質良くなる…それだけだ、しかしこの場合においてはそれはとても重要なことである。
「さて、とりあえず作戦はこんな感じだけどなにか質問とかはある?」
花満が2人にそう言うと吉岡が手を挙げた。
「はい吉岡ちゃん」
「質問ってほどじゃないんだけど他のみんなはどうしたのかなって気になって」
親衛隊はこの3人だけでなく他にもいるので参加人数がこれだけと言うのが少し疑問に思ったのだろう。
「さっきも言ったけど私の『隠密』は人数が多いほど消費魔力が多くなるから出来るだけ少人数にしたの、それで他のみんなにはアリスちゃん達の部屋の前で待機してもらうことにしたの。」
そう言うと吉岡納得したように頷いた。
「じゃあ他にはないかな?」
「「……」」
「無いみたいだね♪じゃあ作戦会議終わり♪」
そう言うと今度は…
「隊長ー!」
奥から女の子が1人やってきた。
「ん?あのぐるぐるメガネは…愛花ちゃん、どうしたの?」
奥からやってきた女の子…愛花は慌てた様子で
「隊長!アリスちゃん達が部屋に戻りました!」
「「「!!!!」」」
「愛花ちゃんそれ本当?」
「う、うん」
「分かった…愛花ちゃん達は作戦通りにお願い」
「わ、分かった」
そう言って愛花は戻っていった。
そして花満、吉岡、奈緒の3人はお互いの顔を見て
「じゃあ2人とも…」
「「うん」」
頷きあった。
そして場所は変わり花満達は現在アリス達の部屋に来ているのだが…
「あれ?誰もいない…」
誰もいなかった…いや正確には2人はお風呂に入っているのだが、それに気づいてない3人は…
「部屋間違えたかな?」
「いやちゃんとアリスちゃんの部屋ってことを確認したから間違いないはず…」
「じゃあ愛花ちゃんの見間違え?」
などと話していた。
すると
〜 ガチャ 〜
とお風呂場からドアが開く音がした、それに気づいた花満は急いで…
「っ!スキル『隠密』!」
「ありがとう!花満ちゃん」
「しっ!『隠密』は気配を消すスキルであって音とか声は消せないからここからは静かに!」
「ご、ごめん」
「とりあえず集まって」
そう言うとアリス達を探していた2人は急いで花満の所まで戻ってきた。
「しかしまさかお風呂に入ってたとは思わなかったね花満ちゃん」
「そうだね吉岡ちゃん、しかも2人で一緒に入ってたんだろうね…」
それを聞いた2人は顔を赤らめとろけた表情で
「「…尊い」」
一言そう言った。
そしてそれからまた少し時間が立ちとうとうアリスが動いた。
「花満ちゃん、アリスちゃんが動いたよ」
「うんやっとだね、もうかれこれ20分ぐらい待ったんじゃないかな…」
「そうだね〜でもアリスちゃん何してるんだろうね〜?なんかベッドの匂いを嗅いでるみたいだけど…」
そしてそれを大人しく見ているとついにアリスに変化が起きた…
「もしかしてあれ、酔ってる?」
「吉岡ちゃん、あれはもしかしなくても酔ってるよ」
「だよね、あ、脱ぎたした…」
「うわぁ…改めて見るとすごいスタイル…」
「だね〜あ、なんか出した…あれは…トラのパジャマ?」
「何あれ可愛すぎるんですけど…」
などと3人で話していると…
〜ガチャ〜
またお風呂場からドアを開ける音がした。
「あ!花満ちゃんまたお風呂場から音がしたよ」
「多分黒龍ちゃんが出てきたんだと思う」
そしてその後お風呂場から出てきた黒龍は酔ったアリスを見て呆然とするのだった。
そしてまたまた少し時間が経つ。
今、花満、吉岡、奈緒の3人はとても高い興奮状態にあった、なぜなら…
「アリスちゃんが黒龍ちゃんを押し倒した!」
「やっぱりアリ×黒だったんだわ!」
「くっ!黒×アリだと思ってたのに…でもアリ×黒も
尊い…」
と、酔ったアリスが黒龍を押し倒したのでそれを見た3人は興奮度MAXになってしまったのだ。
「はぁ〜♪やっぱりここに来てよかった〜♪」
「うんうん♪花満ちゃんのおかげだよ♪」
「隊長!一生ついていきます!」
「ふっふっふっ♪」
そして花満は思い出したように…
「あ、奈緒ちゃん、『記録水晶』忘れないでね?」
「あ、そうだった…えーとここをこうして…あとはここに魔力を…出来た!」
すると『記録水晶』小さく光だした、これは記録開始の合図だ。
「これで何時でもこの尊い光景が観れるんだね♪」
「ふふ♪楽しみだなぁ〜♪」
「異世界転移してきて良かったかも…」
この調子が黒龍とアリスのイチャイチャが終わるまで続いた。
これは33の『初夜』で親衛隊が何してたかっていう話ですね♪
さて!そろそろ模擬戦編が始まります!




