アリスVSルーカス
30話♪
やっぱり戦闘描写描くの難しいなw
誤字修正
実況一筋18年→実況一筋10年
まさか1日で2回も修練所に来るなんて思わなかったよ。
しかも…
「遅いぞ!いつまで私を待たせる気だ!」
そこには鎧を着たルーカスさんが居た。
こんなめんどくさい人と決闘なんてするハメになるなんて、それはね?最初はテンプレ貴族キター!とか思ってたけどさここまで絡まれると流石にちょっとめんどくさいかなって思ったり。
「決闘のルールはどうします?」
「それは私が説明します」
そう言って出てきたのはガロットさんだった。
「ルールは単純にどちらかが戦闘不能または降参でいいですかな?」
なるほど、つまり大体大吾の時と同じって事か。
「私はそれで構わん」
「僕もそれでいいです」
「ではギャラリーも賑わってきたことですし始めましょう」
ギャラリー?…あぁ、上の観客席に会場にいた人達を呼んだんだ、よく見たら大吾や中村や黒龍、師匠までいる。
そして観客席の中央にひときわ豪華な部屋がありそこにはザール王様とルーシアさん、護衛にアルフレッドさんまでいる。
てかどうやって短時間でこんな多人数ここに連れてきたんだろう?
…あぁ、師匠の仕業かな?いやでも転移結晶はそんなに持ってきてないはずだけど…ならアルフレッドさんの時空剣か…まぁそこん所は今はいいか。
「ではこれより、ルーニア家次男のルーカス様対謎の銀髪美少女アリス様の決闘を始めます!」
すると、修練所全体に女の人の声が響き渡った。
多分声の出処はザール王様達がいる部屋の真っ正面にあるもうひとつの部屋からだろう。
「実況はワタクシ実況一筋10年!レーヌがいたします!」
レーヌさんって言うんだ結構可愛らしい声してるんだね。
こっからだと姿は見えないけど…これが終わったら見に行って……いや辞めておこうなんか観客席から殺気が…
「おいアリス、この場で謝罪をしろそして私の妻になる
が良いそうすれば先程の無礼を許してやろう」
「ご遠慮します♪」
僕は出来る限りの笑みで即答した。
だって謝る必要無い…妻になる気ない…許してもらう必要無いの三拍子揃っちゃってますからね。
「そうか残念だ、私は王国騎士学校でトップ5で合格した実力を持っている、錬金術士でなおかつ女のお前に勝つ可能性など無いと思い言ってやったのに」
へぇ…王国騎士学校なんてあるんだ、てかトップ5って事は1番じゃないんだねしかも学校の中ではなく受験生の中でトップ5って事だよね…なんだろうそう考えたらものすごく弱そうだ…。
「はぁ…早くやりません?」
そう言えばもうすぐパーティが終わる時間だ…こんな事早く終わらせてパーティを楽しまなきゃ。
「良かろう貴様の望み通りすぐに終わらせてやる…
おい実況!早くしろ!」
「は、はい!で、では始め!」
レーヌさんがとうとう決闘の開始を宣言した。
「貴様にハンデをくれてやる…5秒だ」
「はい?」
「5秒貴様にくれてやる、その間攻撃でも何でもしてくるがいい」
マジか…この人僕が武器を持ってないからって余裕かましすぎじゃない?
「本当にいいんですか?」
「くどいぞ、栄えあるルーニア家の男が雑魚を一方的に
痛めつけるなどする訳がないだろう、だから貴様には
チャンスをやるのだ」
へぇー、それは嬉しいチャンスだ、では遠慮なくやらせてもおうかな。
「分かりました、では遠慮なく行きますね♪」
そう言って僕は足に思いっきり力を入れてルーカスさんにへ飛んでいった。
「あぁ、遠慮なく来るがいい、まぁ私には傷一つ……フベェラ!!!」
そしてとりあえず顔面に一発…
「おぉ物凄い飛んでいったなぁ〜」
っといけないまだ3秒も残ってる。
「き、貴様…グベェ!!!」
今度はルーカスさんの顔に向かって回し蹴りを放った、
するとまた思いっきり飛んで今度は壁に思いっきりぶつかった。
あと2秒♪
とりあえず吹っ飛んだルーカスさんの追いかけて…
「ま、待て!」
「待ちません♪」
そう言って僕はもう腰が抜けて動けなくなっているルーカスさんの顔に…
「行きますよ〜♪てい!!」
「ブフェ!」
あと1秒…
「じゃ最後に…『闇の龍魔法・黒龍剣』」
すると僕の周りに黒い剣が舞った。
もちろんこれは吉村の『シャドーソード』みたいなしょぼいものでは無い。
まず剣の大きさが大剣ぐらいある、そして数も『シャドーソード』みたいに5本ではなくその倍の10本だ。
そしてその剣がルーカスさんに向かって。
「ヒィ!こ、降参だ!」
黒龍剣は全てルーカスにギリギリ当たらないぐらいの所で刺さった。
「た、助かった…」
そしてチョボ チョボ チョボとルーカスさんの下半身からそんな音が聞こえた…
そして…ちょうど5秒が経った。
「フゥ…5秒経ちましたよ♪」
「……」
返事がないただのしかばねのようだ…
「あー少しやり過ぎたかな?」
少し漏らしてるみたいだし。
しかし思った以上にこの人にイラついてたみたい…特にあの黒龍を嫁にするってあたりから…これじゃ黒龍に嫉妬深いとか言えないなぁ…
「実況さん、勝負つきましたよ!」
「あ、はい!この勝負アリスさんの勝ち!…てか何が起こったか分からなすぎて実況出来なかったんですけど…」
「ルーカス!」
するとそこにルーカスの父ガロットさんが現れた。
「き、貴様私の息子をどうしてくれる!」
え?なんで僕怒られてるんだろ?
「決闘を仕掛けてきたのはそちらでしょう?」
「うるさい!こんな筈ではなかったのだ本当なら私の息子が勝利し凄腕の錬金術士のお前を嫁に取って、それで……」
そんなこと思ってたんだ…でも確かに僕がルーカスさんの物になればその親のガロットさんの言うことも断りずらくなるだろうし、それが狙いだったのかな…
「貴様!錬金術士などと嘘をつきおって、本当は拳闘士か何かなのだろう!さもなければ武器も何も持たずにルーカスに勝てるわけがないのだ!」
それ今言います?、普通僕が武器を持ってない時点で何らかの格闘術を使う事を想定して警戒するでしょ、それに1番の敗因は油断しまくって僕に5秒の時間を与えしまったことだと思います、まぁそんな事しなくても勝てたと思うけど。
「まぁ勝ちは勝ちなので約束の物ちゃんとくださいね?」
そう言うとガロットさんは激昂し…
「ふざけるな!こんなの無効だ!寧ろ私の息子をこんなにしたツケは払ってもらうぞ!」
と、訳の分からないことを言い出した。
「ふざけてるのはガロット、お主の方だ」
「なんだと貴様!誰に向かってっ!?」
するとそこに現れたのは。
「もちろんルーニア・ガロット、貴様にだが?」
「ザール王様!た、大変申し訳ございません!」
この国の一番偉い人ザール王様が現れた。
「「信!」」
ザール王様だけでは無い、大吾や中村、ルーニアさんや護衛のアルフレッドさんに師匠、そして
「ご主人、なかなかの戦いぶりだったぞ!」
黒龍も来てくれた。
「だが、ちょっとやり過ぎじゃねぇか?まぁ俺は見てて
スカッとしたがな!」
と師匠が言ってくれた。
まぁ僕も少しやり過ぎたとは思うけどね、まぁこの世界には回復魔法と言うのがあるし1日もあれば顔は元通りになると思うけど。
「さてガロット、先ほど約束は無効だなんだと言ってたが…」
ザール王がガロットさんを問いただした。
「はい、この者は卑怯にも自分の職業を偽り我が息子
ルーカスを油断させました…これは由緒正しき決闘ではあってはならない事であり何かしらの重い罪をこの者に与えるべきかと…」
…何言ってるんだろうこのおじさん。
「ふむそれで?」
「は!まずこの者にはその決闘を汚した罰そして我が
ルーニア家を愚弄した罰としてその身を奴隷に落としたいと思います」
うわぁーこの人完全に頭おかしいや、いやテンプレ貴族ってこんな感じか…それにしてもテンプレすぎでしょ。
「...…」
ほら、なんかザール王様も少し呆れてるし、ほかのみんなもめっちゃガロットさんに殺気を向けてるし、特に黒龍と大吾が…
しかしそんな事を気配を感じてないガロットさんは続けて。
「そして奴隷になったこやつを私の元へ迎え入れ貴族の
偉大さを隅々まで教えて差し上げようかと思います…」
そう言ってガロットさんは僕を下卑た目で見た、おもに僕の胸を見ながら。
おかしいなぁ、最初見た時は結構やり手の人みたいな印象があったのに今はヤリてのおじさんにしか見えないや…
そしてそろそろ黒龍と大吾がキレるんだけど…早く何とかしないと。
「…で?」
「は?」
「だからそれをわしに言ってどうするのだ?」
「え、いや人を奴隷落ちにするには王の許可が必要ですので…」
へぇ奴隷にするには王の許可が必要になってくるんだ、それなら確かにガロットさんみたいな人が現れて理不尽に
奴隷にさせられる心配が無くなるね、でもこれ王様がガロットさんみたいな奴だったら結構やばいよね…まぁザール王様は大丈夫っぽいけど。
「それは知っておる、ワシが聞きたいのはそれにワシが許可をすると思うか?と言うところだ」
「っな!」
ザール王様のその一言でやっと自分が不利な状況になってることに気づいたがもう既に遅い。
「し、しかしザール王!この者は神聖な貴族の決闘に卑怯な手を使ったのですよ!」
おかしいなぁ?僕なにか卑怯な手を使ったかな?僕はただルーカスさんが5秒間時間をくれるって言うからその間にルーカスをボコボコにしただけなのに…
「ほう、卑怯な手か…一体どんな手なのだ?」
「それは、この者が本来の職業を偽って錬金術士などと嘘をつい事です!」
「しかしガロットよお主も見たはずだあの会場でこのアリスが自らの身体を変えるところを、あれは超級錬金術の1つで自らの身体を素材とし新たな身体に生まれわかることが出来るという超級錬金術『人体錬成』…」
ちょ!何変なこと口走ってんのこの王様!なんでこの人に超級錬金術のことを言っちゃんだよ!
「ちょっと師匠…ザール王様色々言ってるけど良いの?」
少し心配になり師匠に聞いてみると。
「まぁガロットに言うぐらいなら大丈夫だろ」
大丈夫かな…このままテンプレ道を進むなら絶対にバレると思うんだけど…そしてその予想は的中する。
「なんと!やはりそいつは凄腕の錬金術士だったか!しかも超級錬金術を使えるほどの腕前とは!」
「ちょ!ガロットおま、声がでかい!」
と、少しキャラが壊れたザール王様が焦って言った。
だがザール王様が止めてももう遅い、なぜなら上にいる
観客達は良いものを見つけたと言うような目でこちらを見ているからだ。
やっぱりテンプレ通りになった…はぁ
「師匠これでもまだ大丈夫って言える?」
そう僕は師匠に問いただしたが。
「……」
師匠は僕と目を合わせないように目を明後日の方向へ向けた。
本当は25、26話辺りで模擬戦編をやろうと思ってたのに30話になっても模擬戦が始まる予兆すらない…あと少しで模擬戦編やります!…多分




