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一波乱

26話目ですよ〜( ¯ω¯ )

女の嫉妬って怖いですよねw

「聞いてくれ事の顛末を」

そうして信は大吾達にあの地獄で何があったのかを話した。

要約すると。

可愛い可愛いと言われ。

肌スベスベと言われながらぷにぷにされたりスリスリされたり。

髪綺麗と言われながら何故か髪型をいじられたりしながら何とか抜け出せた。

因みに黒龍も同じ目にあったらしい。

「…くす」

「大吾今笑ったでしょ?」

「い、いいや笑ってないよ」

「嘘だ絶対今笑った!……黒龍、僕の髪型そんなに変かな?」



僕は自分の髪をいじりながら黒龍に聞いたすると黒龍は僕の髪を撫でながら。

「そんな事ないぞ?ご主人のその髪型もとても美しい……本当に今夜が楽しみだ♪」

そう言って褒めてくれた、てか最後何か言ってなかった?

「ありがとう黒龍、ツインテールの黒龍も、すごく可愛いよ」

そう言うと黒龍は無表情のままでも尻尾を左右にフリフリさせて。

「そ、そうか、ありがとうご主人」

と言った。

表情を崩さないのはおそらくみんなの前で笑うのが恥ずかしいのだろう…そうゆう所まじで可愛いと思う。

また二人っきりの時に褒めてみようかな、恐らく今度はニコって笑ってくれると思う。



と、後ろから視線を感じたので振り向いているとこちらを見てる木下達が居た。

そう言えばまだきちんと話してなかったな。

「よぉ木下久しぶり」

「お、おう信、お前も元気そうだな」

「まぁね色々あったけど元気だよ」

本当に色々あったな…ハァ

「本当にな…最初、大吾と一緒にいるお前を見た時また大吾が女を落として連れてきたのかと思って殺意が湧いたぜ」

「「うんうん」」

木下がそう言うと他のみんなも激しく頷いた。

「ちょっと待てなんで俺が女を落として連れてきたっていう話になってるんだよ!」



…え?それ言う?

「大吾、自分の胸に手を当ててよ〜く考えてごらん?

ね?木下」

「お、おう、そうだぞ大吾!」

またキョドったな木下、どうしたんだろう?

「ねぇ木下?」

「な、なんだ?」

「さっきからキョドってどうしたの?…もしかして熱?」

そう思って僕は木下に近づきおでこに手をやった。

「っ!」

ちょっと熱いな…そう思って顔を覗いてみると木下の顔は

真っ赤になっていた。

「ちょ!さっきから何やってんだよ!」



と、いきなり木下は僕の手を払って後ずさった。

「なにって、木下、熱があるっぽいから…」

「熱なんてねぇよ!」

「え?でもさっきちょっと変だったし、顔も赤かったよ?」

「そりゃ美少女相手じゃ俺達みたいなモブはやっぱりョドるだろ、大吾じゃあるまいし!」

「おいこら」

大吾が横から口を挟んできたがとりあえず無視。

「じゃ顔が赤かったのは」

「それこそ、お前見た目だけはめちゃくちゃ可愛いんだからそんな奴におでこ触られたらそうなるだろ…な?みんな」

そう言って木下は田中たちに同意を求めた。

「確かに…」

「俺もそうなるな」

「てかお前だけずるいぞ!」

そしてどうやら田中たちも木下と同じ気持ちのようだ。

てか木下、僕そこまで言うほど可愛くないとおもんだけど、まぁ多少は可愛いと思うけど木下がめちゃくちゃって言うほどではないと思う、黒龍やエリカちゃんなら分かるが…



「悪いな木下」

と、そこに黒龍が話に入ってきた。

「うちのご主人は少し抜けていてな、自分が美少女と言うのを全く自覚してないんだ、だからあぁいう事を平気でやる」

「黒龍さん?僕そこまで抜けてないと思うんだけど?それに仮に僕が美少女だったらなんで木下はあんなふうになったの?」

そう言うと黒龍は呆れたように。

「そりゃなるだろ…としか言えん」

と言った。

そんなんだ…もしかして大吾や、中村もなるのかな。

昔からそう言う惚気話を聞かないふたりだがもしかしたらと思い僕は気にって大吾たちに聞いた。

「大吾や中村もなったりする?」

「僕はどうでしょう…そんな場面になった事がありませんからね」

「じゃマロンさんにされたと思って見たらどうだ?」



と大吾が言った、てかなんでマロンさんなんだろ、確かにマロンさんは中村が大好きなロリっ子だけど中村のロリっ子への大好きはLOVEでは無くLIKEだ。

「…余裕でなりますね」

そう言った途端中村は顔が真っ赤になった。

…あれ?もしかして中村…

僕はそう思ってこっそり大吾に聞いた。

「ねぇ、もしかして中村って」

「あぁ、もしかしなくてもだ」

やっぱり…とうとう中村にも春が来たか、相手はロリっ子だけど…まぁそれは僕がどうこう言う問題じゃないか。

で、何話してたっけ…あぁ赤面する相手だいるかどうかみたいな話だったっけ?ウーン少しちがう気もするけどこの際大吾も聞いちゃおう。



「で、大吾は?」

「え?」

「だから大吾も中村みたいな相手いないの?」

「いねぇよ」

「…ほんとに?」

そう言って僕は大吾の顔を見た、すると大吾の目が僕の顔ではなく下の方を見ている。

これは大吾が嘘をついている時に出るくせだ。

つまり大吾は誰か気になる相手がいるってことかな。

「エリカちゃん?」

「だからいねぇって」

…ウーン、エリカちゃんではなさそうだな。

「じゃあ、ルーシアさん?」

「だから…」

ルーシアさんでもないか…あと誰かいたかな?それとも僕の知らない相手?

「あと、大吾に関係ありそうな人って言ったらアルフレッドさんぐらいしか知らないよ」

まぁ流石にそれはないと思うけどね、むしろそうだったら驚きだよ。



「……」

大吾の目が少しだか動いた、つまりこれは…え?なんでアルフレッドさんで反応するの?

「え?嘘でしょ?」

「なにが?」

「アルフレッドさんなの?」

「っ!ち、違ぇよ!な訳ねぇだろ!」

いや、バリバリ目が泳いでるやん。

マジか、大吾ってそう言う趣味が…まぁ僕も人の事は言えないけどね。



「大吾、僕はいつまでもあなたの友達ですからね」

大吾のくせを知ってる中村も大吾の嘘を見抜き暖かい目を向けている。

「ちょっと待て!俺は別に…」

「別にいいんじゃない?僕だって似たような趣味だし」

「そうですよ僕だって皆からロリコンって言われてるんですよ?」

「2人とも…」

どうやら僕達の気持ちが届い……



「気持ちは嬉しいが、マジで俺にはそんな趣味はねぇよ!」

届居てなかった…

「とにかく俺はそんな趣味はねぇ!はい終わり!」

と、強引に話を終わらせてしまった。

するとそこに。

「大吾様?急に大声を出してどうされたのですか?」

「ルーシア!」

そこにはザール王の娘ルーシアさんが居た。

「先程用事が終わったので急いできましたの♪それよりも先程大声を出しておられましたが…」

「い、いいやなんでもねぇよ!」

これは何がなんでも言わないな。

「本当ですか?」

「本当だよ…なぁ?」

そう言って大吾は僕の方へ振り向いた。

「僕に降らないでよ大吾」

そう言うと大吾は僕に近づき小声で。



「元はと言えばお前のせいだろ?」

「いやいや僕のせいじゃないでしょ」

元々大吾の問題だし、それを僕のせいにしないでほしいな。

「「(お)」二人とも少し近すぎ(じゃないですか)ないか?」

と、黒龍とルーシアさんがあいだに割って入ってきた。

そう言われてみるとまぁ確かに近いが普通に内緒話をする位の距離だしそこまでじゃないと思うけど。

そう思ったが、それを言っても何もならないしそれに今そんな事を言ったらご機嫌ななめな2人に何を言われるか分からないし、ここは黙って離れよう。

「それで、さっきから気になっていたのですが貴女いったいどなたですか?、貴女のような方はご招待した覚えがないのですが…」

ルーシアさんは少し敵意の篭った目で僕を見た。



「あぁ、そう言えばこの姿で、会うのは初めてですよね、僕、信ですあなた達に召喚された勇者のひとりですよ」

僕はそう言ってルーシアさんに説明をしたが。

「…嘘をつくならもっとマシな嘘をついたらどうですか?」

と信じてもらえなかった。

「私記憶力には自信がありまして、あの日召喚された人達の顔はすべて頭に入っていますもちろん信さんもです、私の記憶とあなたの姿は似ても似つきませんしそもそも性別が違います」

…困ったな、ルーシアさんめちゃくちゃ僕の事を怪しんでる。これは本当の事を話しても信じてくれないオチだぞ…仕方ない。

ここは大吾に説明してもらうしかないかな、どうやらルーシアさんは大吾に気があるみたいだし。

「大吾、これは僕じゃ無理だから説明よろしく」

そう言って大吾に説明を丸投げした…がその前にまた

ルーシアさんがあいだに割って来た。



「貴女、この方を勇者様と知ってその態度ですの?」

「え?」

恐らく僕の今の反応を勇者として知らずに接していて今初めて気づいた…と勘違いしてしまったのだろう

ルーシアさんは少し勝ち誇った顔で。

「どこの貴族が知りませんが貴女のような礼儀知らずの女に大吾様と話す資格なんてありません!」

ここまでルーシアさんを見て分かったが恐らく

ルーシアさんは物凄く真面目な人なんだろう、たがそれと

同時にまだ僕達と同じ位の歳をした女の子だ。

恐らく今のルーシアさんは僕の事を急に来た恋敵と認識していてそれ+ルーシアさんの真面目が合わさって僕に今みたいな対応をしてしまったのだろう、だから僕はそれほど怒りを感じていない。



「…そ(・)ん(・)な(・)礼(・)儀(・)知(・)ら(・)ず(・)な(・)人(・)な(・)ん(・)て(・)放(・)っ(・)て(・)お(・)い(・)て(・)あちらに行きましょ、ねぇ?大吾様♪」

だがそれはルーシアさんの心情を知っているから怒りが湧いてこないだけであってそれを知らない大吾は。

「おいルーシア、今なんて言った?」

「え?」

「こいつが礼儀知らず?」

「だ、大吾様?」

「俺と話す資格が無いだと?」

「ど、どうされたのですか?」

「てめぇに信の何が分かる!!!」

「ヒィ!」

「こいつを…信をバカにするんじゃねぇ!」

マジでキレてしまった。

はぁ…子供なのは大吾も同じだなぁ…まぁ僕のために怒ってくれたんだからそんなに強く言えないけどね。

そう思って僕は大吾に近づき

「てい」

ガツン!!!

「痛ぇぇぇ!!」

そりゃ本気で殴ったからね痛いでしょ。

「大吾ちょっと怒鳴り過ぎだよ、前みて前」

「え?……あ、」

「ヒック…えっぐ…」

そこには目に涙を浮かべだルーシアさんが居た。

僕はルーシアさんに近づき、優しく頭を撫でそのまま胸へ抱き寄せた。

人間は心臓の音を聞くと何故か安心すると聞いたことがあるのでそれを試してみたのだ。

「ヒック……」

おお、本当に落ち着いた…よし誤解を解くなら今だな。

「ルーシアさん僕は本当に信なんです、今からその証拠を見せます」

そう言うと僕は自分の体に人体錬成をして男の姿に戻った。



「「「「っ!」」」」

これにはルーシアさんだけではなくクラスのみんなや周りにいた貴族、メイド、護衛も驚いていた。

「これで信じてくれますか?」

と、いうとルーシアさんは

「うえーーーーん!!!」

号泣してしまった。

「ちょ!なんで!?」

予想外の行動に少し慌てていると。

「ごめんなさーーい!!!」

と、今度は泣きながら謝ってきた。

もうダメだこれは僕の手には負えないや。

「大吾」

「え?」

「後はよろしく、なんか疲れちゃったから僕は先に部屋に行ってるよ」

「あ、おい!」

「ちゃんと謝っておくんだよ?」

そう言って僕は一足先にパーティ会場を後にした。

「あ、ご主人待ってくれ、我も行く」


……そうして僕達(・)はパーティ会場を後にした。




ルーシアさんを大吾とくっつけるかアリスとくっつけるか迷ってますw

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