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水面の波紋  作者: 実嵐
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資料のありか

上田は資料を眺めているようだった。恐らく改善をするために考える部分も担っているのだろうと思ってしまう。

「御子柴さん、息子さんは鑑識にいますか?」

影山が思い出したのかのように言った。御子柴は誇らしそうに照れ臭そうに笑った。

「いますよ。警視庁の鑑識に在籍していることもあって捜査一課から声をかけられることも多いそうです。ですが、隠ぺいに加担するなとは言っています。ろくなことじゃないと。」

御子柴は苦虫を噛んだような表情を見せた。此処には大事なことが多く含んでいると思ってしまった。捜査一課には事件を解決するだけではわからないこともあるような感じもした。

「光畑君は前は交番勤務だったんだろう。それから捜査一課にきて影さんの下で働けるなんて恵まれているね。」

「そうなんですか。俺は今日が初日っていうこともあって、驚きとかで感じるものが多すぎて疲れてしまって・・・。」

光畑の言葉に御子柴は納得したのか、少し笑った。警察庁長官も現れたことも恐らく聞いているのだろうから。それにすぐに慣れろというのは無理なのだろう思っているのだろう。影山は上田と話し込んでいるようでもあったのだ。わからない何かにはあるのだろうから。

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