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水面の波紋  作者: 実嵐
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許せぬ思い

「資料課っていうのは未解決事件だけじゃないんです。解決した事件だって証拠を置いているんです。冤罪が発覚するときなんていつ何時かなんてわからないですから。」

御子柴は数々の資料を眺めていた。そこには未解決事件は初動捜査の落ち度によって解決しなかったことも分かっている。謝った道筋を作り上げた挙句、犯人すら検挙できないのだ。きっと何処かで過ちに気づくことができればいいのだが、時間というぶれないものにあらがうことすらできないのだ。似顔絵とかで誤ってしまうと全く持って違う道になってしまう。

「昔だが、三億円事件というのがあったんです。その時初動捜査を誤ったうえに民間人の通報すら無視した挙句にモータージュ画像で使った写真も写真自体は関係者じゃないんです。逮捕したといった人も冤罪で釈放後に自殺しているんです。そんなことが起きているのに何も改善しないのが策なのかと思ってしまうんです。」

結局組織というのは神とあがめる人がいればその人の意見に沿うような行動をするのなら、オカルト団体と何が違うのか。たいして変わらない状況じゃないかとなってしまう。

「過ちを繰り返さないために影さんと協力しているんです。」

影山は御子柴の言葉を聞いているかのように資料を眺めた。

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