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ある神官の成長日誌 〜ジュール編〜  作者: くらま
4.フォースを、魔改造しよう。
32/36

ある神官の成長日誌 〜ジュール編〜 32

“はい。お願いできますか?”

 ジュールは内心で、こう思っていた。


 図々しいお願いでしょうか?


《図々しくは、無いけれど……》

 大地母神(ニスシャ)は、戸惑っているようだ。

《初めての……お願いなので、確認したの》


 ジュールの祈りを受け、両拳に神の力が宿った。


 ジュールはゆっくりと目を開けた。組んでいた手を開く。


“今度は……両手の拳が、淡く光っています”

 両手を握る。


 両拳を、腰だめにした。


「C!!!」

 単音節の神聖語を発しながら、両拳を打ち出す。

 2発の気合弾の魔法 (フォース)が両拳から発射され、レイブンに向かって真っ直ぐ向かって行く。




「よっ!」

 レイブンは、あっさりと避けてみせた。


「なんだか、馬鹿にされている気分です」

 ジュールは膨れていた。


「次は、どうする?」

 レイブンは、ニヤニヤしていた。


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